女は29日午前10時半過ぎ、横浜市港北区新横浜の歩道橋で、母親に手を引かれて歩いていた1歳の男児を見かけると、後ろから足で蹴り転倒させる。その後、女はその場から逃げた。
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通報を受けた警察が、30代の母親から犯人の特徴などを聞き、付近を捜査したところ女を発見。事情を聞いたところ容疑を認めたため、暴行の容疑で逮捕した。なお、子供に怪我はなかった。
警察の取り調べに対し、女は容疑を認めた上で「自分の生い立ちと重ね、親子を羨ましいと思った」という趣旨の供述をしているという。警察は今後、責任能力の有無などを調べていく方針だ。
なんの罪もない男児を「羨ましいから」という理由で蹴り飛ばした女に、「異常すぎる。野放しにしておくと人を殺しかねない。怖い」「蹴るなら母親でも良かったはず。弱い子供を狙って犯行に及んでいるのがずるい」「羨ましいから蹴るなんて意味がわからない。幸せがほしいなら自分で掴みにいけ」「この人間は自分で子供を持つつもりなのか。こんな行動をしていたら結婚などできないだろうが」と厳しい声が並ぶ。
また、「自分も複雑な家庭で育ったけど、1歳児を蹴ろうなんて思わない」「複雑な家庭で育ったからこそ家族を大事にしてきた。それを言い訳にするのは許せない」「問題は複雑な環境じゃない。いじけて生きているお前だ」と同じ境遇に置かれていた人からも怒りが。
そして、「ここまでじゃないけど手を繋いで歩いていたら、強引に真ん中を歩かれて突破されたことがある。幸せそうな人間に嫉妬している人間はかなり多い」「妊娠中、全く知らない女性に肘打ちを食らったことがある。嫉妬をぶつけてくる人間は意外と多い」と被害を訴える声も出た。
幸せそうな他人が羨ましく見えてしまうのは致し方ないこと。しかし、人間はその感情を胸に秘め、幸せになろうと模索しながら生きていくもの。鬱積した感情を男児にぶつけた女の行動は、最低と言わざるを得ない。