全対戦カードは次の通りだ。
▼6人タッグマッチ
丸藤正道&小峠篤司&大原はじめ 対 清宮海斗&原田大輔&タダスケ
▼タッグマッチ
潮崎豪&中嶋勝彦 対 覇王&仁王
▼シングルマッチ
YO-HEY 対 吉岡世起
▼タッグマッチ
谷口周平&岡田欣也 対 マサ北宮&稲村愛輝
クラブチッタ川崎は、無観客試合によるTVマッチで、ノア特設アリーナとして使用されていた会場。ノアのTVマッチ開催に協力した会場に敬意を表して、今大会が開催されることになった。
クラブチッタといえば、90年代はインディー団体や、女子団体が日曜や祝日の昼夜に使用するなど、プロレス会場のメッカだった時代がある。2000年にクラブチッタが建て替えられることになり、2002年に新生クラブチッタが完成するが、その後、新木場1stRINGや、新宿FACEなどリングを常設するお手頃な会場ができたこともあり、クラブチッタで開催するプロレス団体は少なくなっていった。星型の照明は旧クラブチッタのなごりとして残されている。
今回は4試合がラインナップされているが、ヘビー級とジュニアヘビー級の枠を取っ払った激戦必至の濃いカードが組まれたと言えるだろう。ノアの関係者は「今後も使っていきたい」と話しており、令和の時代でもクラブチッタがプロレス会場のメッカになっていく可能性を秘めた大会になるかもしれない。
新しい景色を見せていきたい清宮海斗にとっては、TVマッチで試合数を増やしただけに、クラブチッタを自分の庭に染め上げたいところだ。
(どら増田)