各スポーツ紙によると、檜原麻希社長は、お笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史による、「オールナイトニッポン」でのコロナ禍と風俗店をめぐる発言に触れ、「女性の尊厳と職業への配慮に欠ける発言だった。今回の発言についてお詫び申し上げたい」と改めて謝罪。
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番組制作に携わる社員や制作会社のディレクターに対して、一連の経緯や問題点をまとめた資料を作成し、注意を喚起したことも報告したという。
また、同番組は、岡村の不適切発言が問題視されたことを受け、5月21日深夜の放送から、相方の矢部浩之がパーソナリティーに復帰。「ナインティナインのオールナイトニッポン」として再出発しており、番組は現在、収録したものを放送中。今後、調整がつけば生放送に切り替えるという。
「もし、ニッポン放送の社長が男性だったら、炎上しているのに“燃料”になるような言動があったかもしれないが、女性社長だけに、迅速かつ厳正に対処した。そのため、いつの間にか騒動が収まってしまった。とはいえ、再発防止のためにも、当分、生放送はないだろう」(放送担当記者)
岡村は4月23日深夜放送の同番組で「コロナが明けたら美人さんがお嬢(=風俗嬢)やります」などと発言し謝罪。騒動に発展したが、レギュラー出演しているNHKの「チコちゃんに叱られる!」など、ほかの出演番組への影響はなかった。
「実際、コロナ禍により、岡村の発言通り、収入が減った美女たちが風俗で働くようになってしまっているし、そのことを検証した記事がネットに掲載されたりしている。さらには、手越祐也のジャニーズ退所、木下優樹菜さんの引退など、大きな芸能ニュースが出ていることもあり、いつの間にか世間の厳しい目が岡村からそれてしまった」(週刊誌記者)
岡村はすっかり“命拾い”したようだ。