自身がCEOを務める会社とスポーツメディアとのコラボで、音声配信サービス「NowVoice」を展開している本田。アスリートや様々なジャンルの“トップランナー”の生の声を届けるというコンセプトで、サービスには本田をはじめとした多数のスポーツ選手、またタレント、文化人、モデルなど多くのアーティストも参加している。
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そんな中、本田は7日にツイッターを更新し、「どなたか作曲家の方で著作権フリーの曲を僕に作って頂けないでしょうか?」と呼びかけ。用途として、「僕がNowVoiceで話すときに流します」と明かした。また、本田は曲調について「グーとエネルギーが湧き出てくるような感じだと最高です」「気持ちよく話ができるような楽曲」とリクエスト。8日には楽曲データを送信するための応募フォームを設置していた。
本田のこの呼びかけに、ミュージカルの音楽の作曲などを行っている和田俊輔氏や、Superflyなどの作曲を手掛ける多保孝一氏をはじめ、多数の音楽関係者から「作らせてください」などの声が集まっているが、一方では、本田の一連のツイートや応募フォームに報酬について全く明記されていないことから、「無償じゃないよね」「これはやりがい搾取に繋がりそう」「賞金付きのコンペにすればいいのに」といった苦言が殺到していた。
有償であることがアナウンスされていない代わりに無償であるともされていないことから本田側が採用された楽曲に対し報酬を用意している可能性もあるが、その場合についても「報酬後出しもどうなんだろう」「応募フォームにも金額書かないの?」といった声が。これらの疑問や、「著作権フリーの曲」について、本田側が著作権を買い取る形となるのか、ロイヤリティフリーとなるのかという質問にも本田は反応していないこともあり、ネットからは「基本的なことが全く明記されてない」「楽曲イメージよりも先に伝えることがある」という厳しい声も寄せられていた。
果たして本田はこれらの疑問に答えてくれるのだろうか――。
記事内の引用について
本田圭佑公式ツイッターより https://twitter.com/kskgroup2017