吉田が登場するのは、ニッポン放送の『吉田麻也のオールナイトニッポン』(8月9日木曜日深夜25時〜27時、通常の岡村隆史の番組は休み)。2時間の特番で放送され、W杯の裏話や英国で暮らす吉田の生活などを語る予定だという。
今回のオファーを受けて吉田は「学生時代に聴いていたオールナイトニッポンを担当させていただけるとは夢にも思わなかったです」と感激しながらも、自身の滑舌の悪さを挙げ、「ニッポン放送の方々はもの好きですね(笑)」とコメント。昔から面白いブログが注目されるなど巧みな話術を持つ吉田だけに、W杯を応援したファンにとっては貴重な時間となりそうだ。
吉田をはじめ、最近は乾貴士選手や長谷部誠選手など、日本代表選手らがメディアに出ずっぱりである。別のスポーツであれば、本業以外のものに手を出すなという声が関係者から聞こえてきそうだが、サッカー関係者としては嬉しいことばかりのようだ。
「サッカーに関しては、代表スポンサーを離さないためにも、選手たちは積極的に露出をするほうがいいという雰囲気があると思います。女子サッカー日本代表がW杯で優勝したとき、澤穂希さんのバラエティ出演料は、1番組あたり150万円ほどだったとの噂なので、男子サッカー選手らのギャラも決して低くはないと思いますが、選手たちはお金のためというより、事務所が取ってきた仕事をこなすというスタンスです。すでに、認知度は高いですが、そのファンをさらに離さないようにすることの方が重要だと捉えているようですね」(サッカー関係者)
とはいえ、代表でも目立つ選手になってくると、かなりの“副収入”が見込めるようだ。
「CM出演が決まれば、本田圭佑選手で3000万円、長友佑都選手で2000万円ほどになるようです。ただし、選手の多くはサッカー選手としての影響力を及ぼすことに重きを置いている。海外の有名選手らは自身のブランド価値を高めることでチャリティ事業にも興味を持ってもらうなど、社会貢献にも力を入れていますが、そういう姿勢も影響を与えていると思います」(前出・関係者)
選手は、サッカー選手への“憧れ”をどんな形であれ、作ることも大切だと捉えているようだ。