本田は「どうやったら生活が豊かになるか?その答えは僕らの先祖が手本として見せてくれたんではないんですか?」と、元々用意されているものに文句を言っても何も始まらないとツイートで訴えた。「自分を変えて行動することでしか状況を良くする方法はない」と、現状に不満のある人に向け行動に起こす大切さも説いている。
この本田の投稿に対して、ネット上からは「本当にそう思う。仕事の後輩たちにも自分を助けるのは自分だと伝えてます」「転職する覚悟ができました!」「自ら変わってみないと回りは変わらない それを心にとめて日々頑張ろうと思います」といった声が寄せられている。
その一方で、「それは社会的弱者にも当てはまりますか?」「政治が変わらないと生活は豊かにならないよ」「言うのは簡単。そんなことはいいのでサッカーに集中して下さい」といった反論の声も見られる。
本田は、24日にもツイッターで、2019年に国内で生まれた子どもの数が、初めて90万人を下回る見通しとなったというニュースを引用し、意見を述べた上で、「変化を受け止めて、対応するために計画して行動すれば、少子化による問題は解決していけるはず」と投稿するなど、少子化について持論を語っていた。これに関しても様々な返信が寄せられており、翌日の「どうやったら生活が豊かになるか」の投稿がそれらのアンサーとも捉えられる。
サッカー選手としての本田は苦しい状況が続いており、反論の声はこれが原因でもあるだろう。23日には、所属するオランダ1部リーグ・SBVフィテッセからの退団を発表し、現在は無所属の状態となっている。本田は、これから新たなクラブを探すと見られるが、33歳と年齢もあり、移籍先探しは難航することが予想される。かねてから目標としていた、2020年の東京オリンピックの日本代表への選出についても、厳しい状況のようだ。
ポジティブな性格で知られ、これまでも周囲を驚かす行動を取ってきた本田だが、サッカー選手としての動向も気になるところだ。
記事内の引用について
本田圭佑の公式ツイッターより https://twitter.com/kskgroup2017