逮捕された男は、5月11日午前6時40分頃、同市内の勤務先の会社に設置されていたコピー機から、給紙トレイ2点を盗んだ。被害を受けた会社が防犯カメラをチェックしたところ、給紙トレイを担いで歩く男が映っており、窃盗の疑いで逮捕された。
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警察の取り調べに対し、男は「ネットオークションサイトに転売して現金化していた」と話しているという。この会社では、パソコンなど社内の備品がなくなっており、警察はこの男が関与している可能性もあるとして、関連を調べていく予定だ。
男のありえない行動に、「防犯カメラがあったことを知らなかったのだろうか。アホすぎる」「給紙トレイがそこまで金になるとは思えないんだけど…」「いずれは明るみに出るとわかっていても金にする。ギャンブル依存症だったのでは?」と驚きの声が上がる。
また、「ネットオークションサイトは、出されたものが不正に入手したものかどうか精査するべきだ」「転売できるから盗む。盗んだものを販売させるネットオークションサイトは害悪だ」「オークションサイトが犯罪の温床になっている。国が規制をするべきだ」という声も。
ただし、この意見については「ナイフが危ないから規制しろという論理と変わらない。使い方の問題」「セーフティネットになっている部分もあるし、サイト規制は納得できない」という反論も出た。
ネット転売については、新型コロナウイルス感染拡大で需要が高まったマスクやアルコール消毒液が高値で転売され、国が規制する事態に発展している。この際にも「サイトを規制するべきだ」という声が、かなり多く上がっていた。
少なくとも、今回のように物品を盗み、勝手に転売して収益を懐に入れる行為は犯罪である。このような事案が相次いでいる以上、「オークションサイト側が出品物を規制するべきだ」という声が出るのは当然だろう。