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RIZIN8.9&8.10横浜ぴあホールMM2連戦で再開!榊原CEO「全試合日本人対決」

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RIZIN榊原CEO

 RIZINの榊原信行CEOが7日、オンライン会見を開いた。榊原CEOは6月17日に自身のツイッターを更新。「とにかく今、焦っています。国の要請に従い3つの大会を中止し7億円の売上が飛んだ。夏のメガイベント再開を目指してここまで来たが、現状では大観衆を入れたイベントは難しい。選手たちも困窮していて、生きていけなくなってしまう……このままでは座して死を待つのみになる。次の一手をどうすべきか」と突然、意味深な発信をしたことから、RIZINに参戦していた格闘家を中心に「盛り上げていく」という声が多数挙がっていた。

 翌18日には「昨夜は選手達からの反応に感動しました。また1000人以上の方々から、温かい言葉やアドバイスをいただき、昨夜はなかなか眠れませんでした。未来や海、天心、格闘技を愛するRIZINや他団体の選手達、格闘技ファンの皆様、本当にありがとう。ここで終わらせる訳にはいけない。絶対に」と前向きな発信をし、今月3日には「RIZINの抱える現状を吐露して以来、選手、関係者から色々なアイデアや励ましをいただきました。2015年のRIZIN旗揚げから約4年間、志の高い選手や愛すべきファンの皆さんに支えられここまで来ることができ、今は本当に感謝しかありません。来週実施予定の会見ですべての思いや考えをお話しします」と今回の会見を予告。6日にオンライン会見を7日に行うことを発表していた。

 会見で榊原CEOは『RIZIN.22』『RIZIN.23』を8月9日、10日に2日連続で、神奈川・ぴあアリーナMMで開催すると発表した。ぴあアリーナは横浜のみなとみらい地区に作られた新しい会場だが、今回のRIZINが格闘技初のイベントとなる。新型コロナウイルス感染予防のため、収容人数1万人の会場に半分となる5000人を動員予定。チケット収入が大幅に減ることから、クラウドファンディングも実施する。対戦カードは未定で、今月9日に第1弾決定カードを発表するとしており、海外の渡航制限が続く見込みのため、2大会とも日本在住の選手のみの試合になるとのこと。

 榊原CEOは「一歩踏み出す決意を固めました」とした上で、「支援を血肉に替えて、今まで以上のRIZINとして新たな歴史を刻みたい」と熱弁。「RIZINとともに生きていく」覚悟を決めたようだ。

(どら増田)

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