昨年末に朝倉海を破り、RIZINバンタム級チャンピオンとなったマネル・ケイプが世界最大の総合格闘技団体でアメリカのUFCと契約してしまうなど、開催1か月前を切ってもまだ対戦カードが発表されていない。
RIZINの高田延彦統括本部長は、最近になって頻繁にツイッターを更新しており、3月28日には「RIZIN22.一日も早く延期か中止を発表しないといけないデッドリミット過ぎてないかい? 選手もチームも来日できないし、ファン・選手・関係者を守らなきゃRIZINは成り立たない。そりゃ試合は観たい。だけど観客に何かあっちゃダメなんだよ。俺の意見だけじゃなくてさ、もう即刻正式発表すべきだよな」と開催の可否を促すと、同30日には「RIZIN22..中止や延期となればアリーナへのキャンセル料もバカにならぬ金額だよ!そんな事務的な作業がようやくまとまったようだね!ならば一刻も早く結論をアナウンスメントしようぜ!これはスポーツに限らず大中小のエンタメには死活問題だぜ!みんなが踏ん張りどころだが、厳しいけど踏ん張ろうよ!」と興味深いコメント。
そして、同日夜に「今日はバラちゃんと熱いミーティング、色々と未来に向けた前向きな話が出来た。ただし引き続き良い話も耳の痛い話も私からSNSで発信するケースあり。さて本題のRIZIN22に関してですが、4月頭に一刻も早くバラちゃんから肉声でメッセージをお伝えします。皆さん大変お待たせして申し訳ございません」とツイートし、バラちゃんこと、榊原CEOとミーティングの場を持ったことと、近日中に発表があることを明らかにしている。
『RIZIN.22』に関しては、新型コロナウイルス感染拡大が収まらないことから、大会自体は中止または延期が濃厚な情勢だが、フジテレビ系列の中継枠があるとの観点から、無観客試合の開催もあるのでは?という憶測も流れている。2日に榊原CEOからどのような発表があるのか注目だ。
(どら増田・写真 / 山内猛)