この日、番組では「福岡・名古屋・大阪・東京 大論争スペシャル」が放送に。それぞれの地域出身の芸能人たちが、出身地のおすすめポイントを巡り討論していたが、その中で名古屋市出身の須田は「進化系名古屋めしがある」として、とろろご飯を盛った器にさらにカレーうどんを盛りつけた「豊橋カレーうどん」を紹介。実際にスタジオで試食する場面もあった。
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しかし、この「豊橋カレーうどん」を“名古屋めし”と紹介したことについて愛知県民を中心に、「名古屋めしではない」「豊橋のご当地グルメでしょ…」「豊橋って地名を冠してるのに名古屋めしになるわけ?」といった批判の声が多く寄せられることに。さらに、「豊橋カレーうどん」のワードがツイッターなどで「急上昇ワード」として注目された。
「番組で紹介された地域が愛知ではなく名古屋だったため、便座的に『名古屋めし』として紹介されただけという可能性もありますが、実は愛知県は大きく分けて西部が尾張地方、東部が三河地方となっています。現在は一つの愛知県ですが、もともと方言も風習も異なる地域。その中でも名古屋は尾張となっていますが、豊橋は名古屋から遠く離れた三河となっているため、反発が集まったようです。また、同じく三河地方の岡崎市で作られている八丁味噌についても、“名古屋めし”のイメージはあるものの、本来は名古屋めしではないとのこと。さらに言うと、名古屋めしとして有名な天むすも発祥は三重県で、『名古屋は周辺の名物を全部奪っていく』『なんでもかんでも名古屋めしはいろんな地域に失礼』という声が集まっています」(芸能ライター)
三河と尾張には、愛知県民にとっては非常に深い溝があるようだ。