そのため、コアなファンからは、深夜ラジオの醍醐味である毒気の無さを残念がる声が挙がっている。そこで注目を集めそうなのが、裏番組の『おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ系)だろう。6月11日深夜の放送では、事務所の先輩でもある渡部を、小木博明が「佐々木希ちゃんがかわいそう。申し訳ない。人力舎代表として謝らさせていただきます」と謝罪したが、ほかは渡部のグルメや甲子園好きアピールが、子持ちの既婚者が外へ出る口実だったのではといったハードなイジりを展開した。
>>渡部報道にもノーコメント、ナイナイラジオ健全化で裏番組のおぎやはぎに注目が集まる?<<
「『おぎやはぎのメガネびいき』は2006年スタート。岡村単独時代含め25年越えの裏番組のナイナイほどではないにせよ、15年目の長寿番組です。木曜深夜放送となったのは2010年4月からですね。ラジオ版の視聴率にあたる聴取率では、常にナイナイに肉薄し、2012年のスペシャルウイークでは、人気アニメ作品『魔法少女まどか☆マギカ』のパロディで、同時間帯トップを獲得したこともあります」(芸能ライター)
この番組は基本的に生放送で行われ、テレビ同様におぎやはぎのゆるゆるとしたトークがウリ。おぎやはぎのテレビの些細なミスをリスナーがイジるコーナーなどがあり、アットホームな雰囲気も醸し出している。
録音で健全化したナイナイに対し、生放送で深夜ラジオらしさを残すおぎやはぎの番組に注目が集まり、今後立場が逆転といった可能性もあるかもしれない。