9日に最終話を迎えたドラマ『素敵な選TAXI』(フジテレビ系)は俳優・竹野内豊主演で2014年に放送された作品である。竹野内の年を重ねても相変わらずな色男ぶりは健在な上、ワイルドな印象が強い。さらに、同局で6日に再放送された99年のドラマ『GTOドラマスペシャル』の劇中では、女優・松嶋菜々子扮する冬月の家に、愛する竹野内のポスターが張ってあり、その存在感がすごいと話題を集めた。
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竹野内というと、家族がモデルに応募したことがきっかけとなり芸能界入りする。モデルを経験した後、1994年放送のドラマ『ボクの就職』(TBS系)にて俳優デビュー。役者として頭角を現した竹野内は、97年放送のドラマ『ビーチボーイズ』(フジテレビ系)で、俳優・反町隆史とともに主演を務め、90年代を代表するトレンディ俳優に君臨した。以降も人気ドラマの主演を務め、11年公開の主演映画『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』では、ブルーリボン賞主演男優賞を獲得した。
名俳優としての地位を確立した竹野内だが、駈け出しの頃は仕事を選ぶ余裕などなかったのだろう。竹野内にとっては“黒歴史”ともいえる、若かりし頃の写真がネット上で話題となった。
掲載からすいぶん後に話題となったのは、男性向けファッション誌『チェックメイト』(講談社)1989年2月号に掲載された竹野内の写真。竹野内は、3カ月間の肉体改造にチャレンジしたようだ。
「誌面には、白のトランクス一丁と中途半端な丈のハイソックス姿で、直立不動の竹野内の全身写真が掲載。痩せすぎていると指摘された竹野内が、筋肉をつけてパワーアップを図る企画でした。身体測定の具体的な結果も公表しており、筋トレのビフォーアフターを披露していました。現在の竹野内からは想像もつかないあどけない笑顔と、色白な肌のせいで“すね毛”がやたらと目立ち、筋肉とは無縁な体型に仰天しますが、当時はまだ芸能界に入る前の17歳の頃です」(芸能ライター)
ネット上では、「パンツ一丁で笑顔を見せられても気持ち悪い」「色白でワイルドの欠片もない」「身長サバ読んでないですか?」などの残念な意見が上がる一方で、「貧弱でもカッコいい」「イケメンの原石」との声も。竹野内のルックスに関しては当時から光輝いていたともいえるだろう。
それから30年近く経ち、2018年放送のドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系)に出演した竹野内は劇中、看護のために上半身裸になるシーンが登場。引き締まった肉体美でネット上の女性ファンを熱狂させるほどの体へと進化を遂げた。
来年早々、50歳を迎える竹野内は、いまだ独身貴族を貫きファンからは“最後の砦”といわれ、老いを感じさせない。その裏側には、日々のストイックな積み重ねが想像できる。役者として一流となった今、新たなヒット作品を期待したいところだ。