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『エール』、ヒロインが「仕事をしながら妊娠、出産」悩むも共感を得られなかったワケ

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二階堂ふみ

 NHK連続テレビ小説『エール』の第49話が4日に放送された。

 第49話は、音(二階堂ふみ)の妊娠が判明し、裕一(窪田正孝)は大喜び。一方、音は子育てしながらの音楽学校への通学は難しいため、いずれ退学しなければならないが、いつか歌手になる道につなげるためにも、記念公演の『椿姫』だけはやり遂げるつもりでいた。しかし、稽古の終わりに、みんなにその旨を伝えると、周囲は困惑。自分に気を遣ってもらう必要はないと言う音に、千鶴子(小南満佑子)は周りのことも少しは考えるよう話し――というストーリーが描かれた。

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 「久志(山崎育三郎)始め、妊娠は祝福された音でしたが、大きな声で歌わなければならないプリマドンナを続けるという意思表示をした音に、共演者や講師陣は戸惑い、千鶴子からも苦言を呈されてしまいました。環(柴咲コウ)だけは唯一普通に接してくれるものの、『プロって、例え子どもが死にそうになっていても舞台に立つ人間のことを言うの。あなた、当然その覚悟はあるのよね?』と言われ、音が改めて妊娠しながらプリマドンナを務め上げることの難しさを知るという展開が描かれました。夢と子どもの狭間で悩む女性の姿というのは現代でも通ずるところがあり、視聴者からは『なんで女性だけ妊娠すると夢を狭められなくちゃならないんだろうね』『仕事をしながら妊娠、出産することの難しさ…多分働く女性にとって永遠のテーマだ』という声が聞かれていました」(ドラマライター)

 とは言え、音に対する共感の声はわずかしか聞かれなかったという。
 「音は妊娠から来る体調不良で思うように歌えなかったり、周囲からの腫れ物を扱うかのような接し方にストレスを溜め、今話の終盤では『お母さんなんだから身体を大事にしないと』と気遣う裕一に対し、『お母さん? 裕一さんにとって私って何? 私は赤ちゃんのお母さんでしかないの?』『裕一さん代わりに産んでよ。裕一さんは家で仕事できるからお腹に赤ちゃんいたって大丈夫でしょ』などと八つ当たりし、裕一が戸惑う場面が描かれました。この様子に視聴者からは、『周囲に迷惑かけまくってること自覚せずに逆ギレしてる身勝手な女としか思えない』『ヒロインにとってお腹の子供が私の体調を悪化させ公演を危機に陥れる厄介な存在として描かれてるのが残念』という音に対する批判が殺到。音が妊娠に対し喜んでいる描写もまったくなかったことから、不信の声ばかりが集まっています」(同)

 以前から音の怒り癖には多くの苦言が集まっていたが、今回の八つ当たりにも取れる怒りぶりに視聴者は困惑してしまったようだ。

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