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「おばあちゃんがテレビを消した」休止中の『NHKのど自慢』の代替番組が大不評? 視聴者層とギャップか

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画像はイメージです

 5月31日に放送された『NNKバーチャルのど自慢』の内容が、物議を醸している。

 『NNKバーチャルのど自慢』は、2019年1月2日深夜にNHK総合で放送された特別番組。バーチャルグランドマザー小林幸子、人気VTuberキズナアイをゲストに迎え、ミライアカリ、月ノ美兎など13組が登場し、歌を披露していくバーチャル版の『NHKのど自慢』として、ネット世代の若者にカルト的な人気を博した番組だった。

 ​>>「バーチャルグランドマザー小林幸子」って何? 大御所なのに“アニメキャラ”と同列扱いで絶賛<<​​​

 現在、本家本元の『のど自慢』は、新型コロナウイルスの感染拡大のため放送を休止。各地の公民館などで公開生放送を行っている関係上、収録ストックは存在せず、過去の総集編や『泉谷・さだの“ふんばれ!ニッポン”』という特別番組が放送されていた。

 今回の『NNKバーチャルのど自慢』の再放送は、同じ「のど自慢」番組として、白羽の矢が立ったのだと思われる。ところが、いくら「のど自慢」と言えど、出演するのはネットで人気となっている3Dのアニメの美少女キャラクターたちだったため、いつのように『のど自慢』を見ようとしていた視聴者たちは面食らったようで、ネットでは「なにこれ?」「まさかのバーチャルのど自慢!?」「確かにのど自慢だけど、バーチャルのど自慢を持ってくるのは反則すぎる」といった声が相次いだ。

 この時間帯は、通常は『NHKのど自慢』を放送しているため、インターネット文化に詳しくない年配者は目をパチクリさせるばかりであったようで、「のど自慢を見ようとしていたおじいちゃんが困惑している」「毎週、のど自慢を楽しみにしている、おばあちゃんが(バーチャルのど自慢を見て)テレビを消してしまった」という全く受け入れてもらえない家庭もあったという。

 『NHKバーチャルのど自慢』も、確かに『NHKのど自慢』の兄弟番組であるが、内容含め全く違う番組であり、コンテンツ不足は仕方がないが、やはり視聴者層に見合った番組を再放送するべきでは無かったろうか。

 6月に入り、撮影を再開するテレビ番組も多いが、『NHKのど自慢』の復帰は何時になるのだろうか?

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