芸能界への影響は言うに及ばず。公演やコンサートが続々と中止・延期となるも、いつになったら開催できるかまったくメドが立たない状況。各局のドラマも続々と撮影中止に追い込まれてしまった。
「今月中で、東京・神奈川・埼玉・千葉に発令されている緊急事態宣言が解除されると思われるが、今後の第二波、第三波が危惧されている。紫外線・高温多湿に弱い、と言われるコロナだけに、夏は大丈夫かもしれないが、秋から冬にかけてが危ういのでは」(全国紙社会部記者)
人気コンテンツだった甲子園中継がなくなったNHKだが、大河ドラマ「麒麟がくる」が史上初の越年放送の可能性が浮上。次回の朝の連続テレビ小説「おちょやん」は当初予定されていた9月下旬のスタートが大幅にずれ込むことになりそうだが、どうやら大みそかの紅白にも影響が及びそうだ。
発売中の「週刊女性」(主婦と生活社)によると、中止か無観客かの2択を迫られている状態。すでに、俳優の谷原章介が司会を務める音楽番組「うたコン」を活用し放送形態を模索しているというのだ。
出場者選考についても、予定されていたツアー開催を秋以降に延期した歌手も多くスケジュールを空けられるか分からない状態。
おまけに、司会に内定していたとも報じられていたお笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史はラジオでの不適切発言があり見送りに。またイチから探すハメになってしまったというのだ。
「本番の前には連日リハーサルが行われるが、大勢の報道陣が取材に来て『3密』の状態になるので、今年は大幅にその数が制限されるか、会議アプリ・ZOOMを使った取材、または、すべてNHKから配布されるオフィシャル素材になるのでは」(芸能記者)
いずれにせよ、今年は大幅に紅白が変わりそうだ。