この日のクロストークでは前日25日の緊急事態宣言解除について触れ、その中で安藤は「『グッディ』ではステップ1に移行する瞬間の東京の街の様子ですとか、今朝の通勤の様子を取材しました」と報告。さらに、「その結果なんですが、例えば渋谷の繁華街で若者がカウントダウンして『イェーイ』なんていう光景はありませんでした」と若者の騒ぎは見られなかったといい、「あと出勤時も思ったほど急激に混み合うことはなくて、やっぱりみなさん恐る恐るアクセルを踏んで、活動開始、再開という感じがしました」と説明し、これに坂上は「ああ、よかった」と胸をなで下ろす様子を見せていた。
しかし、安藤のこの発言に視聴者からは、「当たり前でしょ…」「若者のこと馬鹿にしすぎじゃない?」「若者への偏見を助長させる」といった声が寄せられてしまった。
「新型コロナウイルスを巡っては、マスコミの報道や政府の注意勧告など、症状の出にくい若者がウイルスをばらまいているかのような呼びかけがたびたびなされ、若者層から多くの反発が集まっていました。さらに実際には外出自粛を守らなかった人は年代に関係なかったこともあり、それが一部報道への不信感にもつながったことも。緊急事態宣言が明けた現在も外出自粛を続けている若者も多くいたことから、騒ぐのではと予想していた番組や安藤アナに疑問の声が集まったようです」(芸能ライター)
年またぎのカウントダウンやハロウィンで起こる渋谷の若者の騒動は毎年問題視されているものの、状況が異なるだけに今回の発言は多くの批判を集めてしまったようだ。