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「中の状況が気になった」金沢市議、ウイルス感染後の自宅待機中にパチンコ 釈明内容にも怒りの声殺到

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画像はイメージです

 石川県金沢市議会の松村理治議員が、新型コロナウイルス感染後の自宅待機中にパチンコに出かけていたことが判明。その呆れた行動と言い訳に怒りの声が上がっている。

 松村議員は4月、新型コロナウイルスに感染し、入院。5月7日に退院し、医師から2週間程度の自宅待機を命じられ、市議会を欠席していた。そんな状況下で同議員は19日、休業要請が出されているにもかかわらず営業していた金沢市内のパチンコ店を訪れ、3時間程度滞在した。

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 新型コロナウイルスは陰性確認後、しばらくして再び陽性になることもあるため、一定期間自宅待機するのが一般的。それは自らの体調を整えるとともに、万が一、陽性に戻ってしまっていた場合の感染拡大を防ぐ目的もある。

 市に奉仕する立場で、税金で報酬を得ている存在である市議会議員が、コロナに感染した上、自宅待機を命じられていた期間、しかも休業要請を無視した店でパチンコに興じていたとは驚きだ。

 松村議員はこの件について、パチンコ店に行ったことを認め、「緊急事態宣言とパチンコ店の休業要請が解除されたと勘違いしていた」「中の状況が気になり入ってしまった。議員という立場なのに安易な気持ちで動いてしまい、判断がよくなかったと反省している」と釈明しているという。そして議員辞職は、否定している。

 コロナに感染した上、自宅待機中にパチンコに行くというありえない行動に、ネットユーザーからは「最低。どうしようもない」「アホすぎて呆れる」「仕事もせずに税金でパチンコ。ふざけている」と怒りの声が相次ぐ。

 そして「言い訳」についても、「政治家になるとパチンコも中の状況が気になったという理由で許される」「上級国民になると、風俗通いは貧困調査、パチンコは状況調査で許される。格差に怒りを感じる」など、批判が噴出している状況だ。

 陰性になったとは言え、新型コロナウイルスに感染した身で、医師から自宅待機を命じられていたにもかかわらず、緊急事態宣言の休業要請を無視したパチンコ店に行く。自覚のない行動と言わざるを得ない。

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