事の発端となったのは、4月23日深夜放送回の中で岡村が、新型コロナウイルス収束後、「短期間ですけれども、美人さんがお嬢やります」と職を失い貧困となった女性が風俗店に勤めることを楽しみにするといった趣旨の発言をし、不適切だとして大きな批判を呼んでいた。
この日の放送では岡村が冒頭で謝罪し、番組開始から約40分後に矢部がサプライズで登場し、岡村に公開説教をするという展開に。今回の発言について、「時代や時期の問題ではない。岡村隆史の根本の問題だ」と言い、女性との関係で逃げ癖があるとした。また、スタッフがコーヒーを持ってきてもお礼も言わず、矢部が結婚生活の秘訣として「ありがとうとごめんなさい」を挙げた際には、「白旗上げたんか」と発言していたことも指摘。「敵として見てんねや、女性を」と女性への態度を問題視し、「岡村隆史は甘えていた」と断罪していた。
この矢部の説教にネットからは、「言いたいこと全部言ってくれた」「ガス抜きしてくれた感じ」という称賛が集まっているが、公開説教の中で矢部が「景色を変えたほうがええわ。結婚したら?」と言ったことについて、女性漫画家の久保ミツロウが反応。ツイッターで「結婚や女は性格変える手段じゃね~ぞ~~やべっち!!!」と指摘していた。
しかし、矢部は前後して「結婚してるから偉いとかじゃなくて」と話しており、結婚そのものを勧めるのではなく、結婚する覚悟で一人の女性と逃げずに向き合い、責任感を持つよう諭していた話の流れだったため、久保のこのツイートには、「一部切り取って炎上させようとするやり方はやめてほしい」「性格は変えられないけどせめて理解は深めろってことではないですか?」「変える手段…というより、知ることのきっかけですよね」といった批判や困惑の声が寄せられてしまっていた。
さまざまな物議を醸した岡村の発言。謝罪後も、また波紋を広げてしまいそうだ――。
記事内の引用について
久保ミツロウ公式ツイッターより https://twitter.com/kubomitsurou