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コロナ自粛解禁後、エンタメ業界に異変が? マツコも「全力を出せるようにしておかないと」と納得

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マツコ・デラックス

 4月8日に放送されたフジテレビ系のバラエティ番組『ホンマでっか!?TV』での、心理学者・植木理恵氏の発言が話題になっている。

 この日、同番組は「2時間SPどうなる?コロナ最新対策&東京VS大阪!」と題し、前半は新型コロナウイルスをテーマに専門家たちが1時間議論した。

 特に注目を集めたのが植木氏の「文化が淘汰される」という発言であった。植木氏によると人間の心理には「禁止効果」というものがあり、人は突然何かを禁止されるとそれを求めてしまうという心理があるという。

 つまり、規則やルールなどを禁止されると破る人が出てきたり、手に入らないとなると突然欲しくなるという心理状態が働いてしまうというのだ。

 長い間自粛しているものが再開された場合に人は多く押し寄せる傾向にあるといい、新型コロナによる自粛が落ち着き、中止となったライブやイベントが再開となると、ドッと人が押し寄せる可能性があるという。

 そうすると芸能界では再開時に観客側の審美眼が高くなり、その人の本当の実力が試される機会が増え、それまであいまいな実力で生きてきた芸能人や文化が一気に淘汰される可能性があると植木氏は指摘した。

 植木氏は自粛が続く中で、何かを発信する以上に、今のうちに力をためこみ、力を付けておくべきではないかとまとめた。

 これにはパネラーのマツコ・デラックスも大きくうなずき「みんな元気になった時に全力を出せるようにしておかないと」と未来を見据えて力をため込む決意を新たにしたほか、ゲストの伊集院光も「再開時にやる気を出せばいいんですね」と納得した表情だった。

 この植木の発言にはネットでも大きく賛同する声があり、「確かにその未来が目に見える」「マイノリティは消えてしまうかもしれない」「文化の淘汰の話わかりやすかった」と好評だった。

 芸能界に大きな影響を与えている新型コロナウイルス。彼らにとって本当の勝負は騒動が収まってからなのかもしれない。

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