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コロナで中止、春の甲子園「来年2月にやり直す」 元ロッテ里崎氏の提案に賛否 「高野連は対外試合禁止してる」と指摘も

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里崎智也氏

 元ロッテ・里崎智也氏が2日、自身のユーチューブチャンネルに動画を投稿。新型コロナの影響で中止になった今年のセンバツについて救済案を披露した。

 今年のセンバツは32校が参加し3月19~31日の日程で開催される予定だったが、新型コロナの影響により同月11日に中止が決定。ネット上のファンからは、「春の出場権を夏に繰り越してほしい」、「夏の出場校も合わせた春夏合同開催を検討すべき」と救済措置を求める声が多く挙がっている。

 これについて、里崎氏は「2021年2月に今年のセンバツをやり直す」、「今年のセンバツに選ばれた高校は2年生、つまり新3年生(主体のチーム)。(だから)来年の2月はまだ高校生だからできる」と提案。

 続けて、「『秋とかどう?』って言ってる人いるけど甲子園が使えない。阪神がCS、日本シリーズに出るかもしれないから12月まで(日程を)押さえられてる。(でも)2月は甲子園空いてる」と理由を説明した。

 また、里崎氏は「『プロに行った選手はキャンプ中なのにどうするのか?』、『大学に進学した選手が大学の合宿に行ったらどうするのか?』、『入試・就職などはどうするのか?』などダメな理由はいくらでも思いつくけど、(中止されたセンバツを)やることが大前提」と代替大会の開催を強く主張した。

 「(高校で)野球をやめて就職したり勉強に励んだり、違う道に行こうっていう高校球児は6~7割いると思う。それ(センバツ出場)を奪われるのは『何のために頑張ってきたんだ』という喪失感が大きい」とした里崎氏。「この状況なのでできないのは仕方ない部分もあるけど、どうしたらできるのかを考えるべき」と訴えた。

 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「母校が出場決まっててやりきれない思いだったので、里崎さんの案は実現してほしい」、「センバツ出てたらプロに指名されてた選手もいるだろうからぜひやるべき、ついでにドラフトの時期もずらせばいい」、「プロ野球が延期続きで霞んでる感あるけど、センバツについてもこうした議論が続いてほしい」といった賛成の声が挙がっている。

 一方、「2月なんて寒すぎてできないだろ、投手も野手も手が凍えて怪我人が続出するだけ」、「そもそも12月~3月は高野連が対外試合禁止してるからルール的に絶対無理」、「高校野球だけが代替大会をやるのは、中止になった他の競技からすると不公平じゃないか?」、「動画のネタ切れで無理やり捻りだした意見にしか聞こえない、本気なら動画じゃなくて直接お偉いさんに言うべき」といった反対意見も寄せられている。

 3月11日にセンバツの中止を発表した高野連は、その際に出場予定だった32校に何らかの救済措置を検討することを表明している。現在(3日午後4時半)までに救済措置の具体的な内容は決められていないが、果たしてどのような措置が講じられるのだろうか。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
里崎智也氏の公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UCFCtAX45lgHcf4s0vAgAxww

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