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44歳無職男、亡き母の意向で口座から金を引き出せず激怒 信用金庫のアクリル板を破壊して逮捕

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画像はイメージです

 1日午前11時過ぎ、神奈川県藤沢市の「かながわ信用金庫片瀬支店」で、44歳無職の男が器物損壊の疑いで逮捕されたことが判明。その顛末に驚きと呆れの声が広がっている。

 逮捕された男は、1日午前11時20分頃、神奈川県藤沢市の「かながわ信用金庫片瀬支店」を訪れると、亡くなった母親の口座から金を引き出そうとする。しかし、母親は生前、口座の金に手を付けさせないよう後見人に言い残しており、信用金庫の職員が引き出しできない旨を伝えたという。

 すると、男は暴れ始め、店舗に設置されていたアクリル板を破壊。信用金庫の職員が取り押さえ、駆けつけた警察官に引き渡した。詳しいことはわかっていないが、44歳無職の男が金を自分のものにしようと企んでいることを察知した母親が、後見人を通じて信用金庫に引き出させないよう依頼していたものと思われる。

 この事件に、ネットユーザーからは「行動を見るにかなり凶暴な性格。母親も手に負えなくなってしまったのでは。こうなることを予感していた」「息子のことをしっかりと分かっている母親だった。もう少しきちんと育ててくれれば、こんなことにはならなかったかもだけど…」「遺言を残しておいてよかった」など、母親の予見能力を評価する声が上がる。

 そして、男については「情けない。44歳にもなって母親の金にすがる。なりたくない人間の典型」「実の母に『お金を引き出さないように』と言わせるなんてよっぽど酷い息子。この先も犯罪を繰り返すのではないか」という怒りや憐れむ声も出た。

 親の金に手を付けようとし、断られると暴れ回りアクリル板を壊した男。44歳とは思えない「幼稚な行動」と言われても、致し方ない。

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