松雪が出演したのは、「密着!リアル家事24時」という企画。これは、芸能人のキッチンにカメラを設置し、どのような料理を作るのかなど、芸能人のリアルな家事を赤裸々に公開していくというもの。ロバート馬場裕之などの料理上手の芸能人のほか、若手芸人の四千頭身、タレントの松丸亮吾などが登場したが、中でも松雪はバラエティ番組そのものへの出演が珍しく、松雪の料理は番組でも放送終盤の「目玉」として扱われていた。
さて、そんなテレビ初披露の松雪の料理だが、「緊張する」と言いつつも、手際よく料理を進め、彼女が朝必ず食べているというポタージュスープを作って行った。
47歳を迎えた今も「美人女優」として人気の高い松雪がキッチンに立つ姿に、ネットでは「綺麗な人は何をやらせても映える」「料理しながら話せるということは相当な料理上手なのでは」と高評価であったようだ。
もっとも、今回の松雪の料理披露だが、やはり多くの制限があったようで、「密着!リアル家事24時」は芸能人の普段使っているキッチンにカメラを設置することが肝であるはずなのに、松雪だけ番組が用意したキッチンスタジオで料理を行っていた。この処置には、ネットで残念がる声が少なくなかったほか、松雪自身もバラエティに慣れておらず、どのくらいの声量で喋ればいいのかわかってなかったようで、終始小さくボソボソとした喋りを続けてしまい、ネットでは「松雪さんの声が小さすぎて聞き取れない」「声を聴いてると眠くなる」といった意見もあった。
また、肝心の料理も松雪が自身の健康を第一に考えたヘルシーなポタージュスープだったため、味はそこまで良くなかったようで、スタジオにいたバカリズムらレギュラー陣からは「こういう味なんだ!」「オシャレな味」「完全に女優飯ですね」というコメントばかりが出て、肝心の味については一切触れられることなく終わっていた。
なお、今回の松雪の出演は、彼女の主演作『甘いお酒でうがい』(監督:大九明子)が近日公開ということもあり、映画の宣伝がメインだったようで、ラストにはガッツリと宣伝が組み込まれていた。珍しい大物女優のバラエティ出演ではあったが、意外性以外にあまり爪痕は残せなかったようだ。