堤は、17日更新のブログで「お詫びと訂正と撤回」を発表。木下とはあくまで業務提携ながら、所属であるかのような報道が出てしまったため混乱を招いてしまった、木下とは口約束であり細かい点を詰めていなかったと経緯を説明した。
堤は、芸能活動と並行して、周囲のものまね芸人を取りまとめ、イベントなどの営業仕事へ派遣する芸能事務所的な業務も行っている。さらに、ショーパブも経営する実業家としての顔がある。3月16日更新のオフィシャルブログでは、「およそ7年前から木下さんにとても可愛がって頂きました」「食事や旅行、沢山のお時間を過ごさせて頂いた中で僕から見る木下隆行という人間は面倒見が良く、笑いに真剣で、お笑いにも後輩にも共演者にも愛のある人間でした」と報告していたものの、こちらも現在は削除されている。
この堤の言葉が本当ならば、木下に対して報じられた数々のパワハラやモラハラが報告されてきた世間的に伝えられているイメージと、堤が語る木下像にはかなりの開きがある。何より撤回したとはいえ、堤が木下を受け入れようとしたのは確かなのだろう。
さらに堤は今回のような話を詰めないままに、早とちりしてしまう騒動を過去にも起こしている。堤はディズニー好きとして知られ、「ディズニー芸人」として自らを売り出していた時期もあった。だが、過去にアプリのタイムバンクにおいて、「夢の国を案内する」プランを提案し、ディズニーファンからひんしゅくを買ってしまった。そもそもディズニー関連の施設を有料ガイドなど営利目的で使用するのは禁止されているため批判を集めてしまった。
今回の件は、表面的な話では堤のミスとも言えるだろうが、今後の展開にも引き続き注目したいところだ。
記事内の引用について
ジーニー堤のオフィシャルブログより https://ameblo.jp/g2tsutsumi/