昨年12月発売の1st写真集『Sincerely yours…(シンシアリーユアーズ)』(宝島社)は発行部数60万部を突破。番組内で歴代の写真集売り上げランキングが発表され、1位の宮沢りえ『Santa Fe』(155万部)、2位の菅野美穂『NUDITY』(80万部)に続き、田中は3位に入った。破竹の勢いで売り上げを伸ばしアナウンサーとしてもさることながら、「女性が憧れる美のカリスマ」として崇拝するファンも続出するほどだ。
田中というと、米・ニューヨーク生まれの帰国子女。青山学院大学時代の2007年には「ミス青山コンテスト」に出場し、準グランプリを獲得した。知性と美貌を兼ね備えた田中は09年、TBSテレビに入社。同年4月、同局の『アッコにおまかせ!』にて全国放送でお披露目された。
それから10年の月日が流れ、今の地位を確立してきたが、それまでの道のりには紆余曲折もあった。
「TBSの女子アナ時代は、ぶりっ子キャラを炸裂しつつも人気女子アナとして活躍していました。2019年8月放送の『グータンヌーボ2』(フジテレビ系)で当時を回顧した田中は、周囲にぶりっ子キャラを求められるので、戸惑っていた時期があったことをカミングアウトしています。14年10月、フリーに転身後もぶりっ子キャラを前面に押し出すも、嫌われアナの常連となり人気は低迷。キャラ作りに戸惑いを感じていた頃、元カレのオリエンタルラジオ・藤森慎吾と破局すると、今度は闇キャラに変貌しました。その後もぶりっ子キャラを繰り返すなど、田中には心配の声が集まりましたが、女優やモデルとして活動の場を広げたのです。すると、じわじわと田中への人気が高まっていきました」(芸能ライター)
今や、飛ぶ鳥を落とす勢いの田中だが、人気が爆発したことで局アナ時代の映像が掘り起こされ、“黒歴史”として扱われている。
2011年に放送された同局の『サンデー・ジャポン』において、東京・日比谷で開かれた「オクトーバーフェスト」を取材した映像が問題視されたのだ。
その映像は、イベントに参加した田中が「みな実、生が好き」と言ってドイツのビールを一口飲むと、口に白い泡が付着。すると、田中は巧みに舌で舐め取ったのだ。この行為は、明らかに艶っぽく見せようと、あざとさを感じさせたという。
「次はフランクフルトを食すのですが、黒光りした極太のフランクを手にした田中は、『見て、見て。黒~い』『太~い』と言っては満足そうにフランクをおしゃぶりしたのです。エロさを十分に引き立たせ、カメラは田中の口元をアップで映していたせいか、視聴者からはよからぬ妄想を繰り広げてしまったとの声も。“美のカリスマ”として一目置かれる田中ですが、明確とも取れるこのサービス映像は“黒歴史”とされているようです」(同)
これらの言動は現場の指示なのか、田中の自発的な行為なのかは不明だが、女子アナがそう披露することはない。一部報道によると、田中のこの映像を巡って同局の上層部から叱責されたという。
局アナ時代は、「みんなのみな実」というフレーズが印象深かった田中。それから一皮むけ、今後も活躍が期待される。