窮地に立たされた木下の所属事務所・プラチナムプロダクションは、1月、同社および所属タレントへの誹謗中傷に対し、法的措置など厳正な対応を行うと発表。芸能界への復帰は困難とされていたが、今年に入り活動再開への準備を着々と進めていることが報じられている。
木下のインスタグラムのフォロワーはいまだに500万人を超える人気ぶり。だが、コメント欄には万単位のバッシングが殺到し、ついにはコメント欄を閉鎖へ。現在は、更新の音沙汰もなく消息が不明だが、藤本が2人の愛娘と毎日会っていることを2日放送の『名医のTHE太鼓判!春の芸能人余命宣告!史上最悪!3時間SP』(TBS系)で明かしている。
騒動から5カ月が経とうとしているが、木下は姿をくらまし“雲隠れ”状態である。これまでヤンキーキャラを炸裂しつつも“ママタレ四天王”の座を射止め、不動の地位を確立してきた。しかし、その勢いが落ちた今では“黒歴史”扱いとなるビッグ発言が何とも痛い。
大みそか恒例の『第59回NHK紅白歌合戦』が放送された2008年、木下は“羞恥心 with Pabo”として初出場することが決定した。当時、人気バラエティー番組『クイズ!ヘキサゴンII』(フジテレビ系)から誕生した羞恥心は、08年4月リリースのデビューシングル『羞恥心』が大ヒットを記録。07年9月に『恋のヘキサゴン』でデビューしたPaboも、ユニット結成をキッカケにまたたく間に人気タレントの仲間入りを果たした。
東京・渋谷の同局において会見に参加した羞恥心とPaboは、報道陣から紅白への意気込みを四文字熟語で求められると、メンバーの上地雄輔は「白組優勝」、スザンヌは「お墨付き」と宣言。相変わらずの“おバカ”ぶりを発揮し、会場の笑いを誘った。
一方で、コメントを求められた木下は、「まさかの紅白出場ということで、ヤンキー出身の優樹菜としては『ちょろいな~』って思いました」と、余裕のビッグ発言をかましたのだ。木下の発言は、笑いに変えられていたが一部のネットユーザーからは当時、「『チョロい』発言にびっくり!」「素直と謙虚さは必要」「いつか地獄を見る」など先々を不安視されていたようだ。
「当時から世間の声を雑音扱いしては、強気な態度を見せていた木下。別番組でも紅白初出場のコメントを求められた際に、『世の中、チョロいな~』とピースサインで余裕の表情を見せました。歌手にとって『紅白』とは夢の舞台であり、厳しい出場条件を満たした限られたアーティストに与えられた勲章のようなものです。木下は確かに人気がありましたが、『ぽっと出』のタレントが一流歌手たちを挑発しているようにしか聞こえませんでしたね」(芸能ライター)
この発言から、10年以上も第一線で活躍してきた木下だったが、人を食ったような態度はあの頃のようには通用しなくなった。シングルマザーとなり、これまでとは違った木下に期待したい。