27歳の男は今年1月、愛知県瀬戸市内に住む80代の女性から業務の一環としてキャッシュカードを手に入れ、現金100万円を不正に引き出したとして、窃盗容疑で逮捕・起訴されていた。
また、昨年5月から10月までの間、他の顧客から同様の手口で現金約2,500万円を不正に引き出していた疑いも持たれ、近く再逮捕される見込みだという。
警察の取り調べに対し動機について、「競馬の金が欲しかった」と供述しているとのこと。信用金庫職員という立場を利用し、キャッシュカードを手に入れ金を不正に引き出すとは、言語道断の行為である。
卑劣と言わざるを得ない犯罪に、「2500万に目がくらんだのだろうが、結局ギャンブルの元締めが儲かっている。頭が悪すぎる犯罪だ」「当てて返そうとでもいうのか。すべて競馬で溶かしやがって、許せない男だ」「高齢のおばあさんを騙して、良心が傷まなかったのか」など、怒りの声が挙がる。
さらに、信用金庫についても「職員が信用を裏切る行為をしていた。トカゲの尻尾切りでは済まされない犯罪だ」「信用金庫の職員が詐欺をしていた責任は大きい。信金側がお咎めなしなのは許せない」など、責任を取るべきだという指摘が広がった。
信用金庫の職員と言えども、キャッシュカードを簡単に渡す、暗証番号を教えるなどする行為は危険。残念な世の中ではあるが、信用金庫の職員であろうとも、全幅の信頼を寄せることは、やめたほうがいい。