フランス・パリ発のレストランガイドブック『ゴ・エ・ミヨ』の表彰式にプレゼンターとして登場した郷は、壇上で自身の食にまつわるエピソードを紹介。その中で、母との思い出を振り返ると、「先日、お袋と色々お皿をもらってきた。母親自体、和食器とか興味があって、なかなかセンスがいいのがあった。その時に思ったことが、料理を作れる人は、こういうお皿や素材を選ぶことから始めて、料理をクリエイトしていくんだな、そういうことだなって」と母の料理に対する姿勢に感心したことを回顧。
その後、母の料理への姿勢が自身の芸能活動にも刺激を与えるようになったといい、「僕は歌を歌う仕事。母と通じるところがある。人生は妥協した瞬間にすべてが終わる。料理を作る人、歌を歌う人も成長したいと思ったら成長したいという思いをもって頑張らないといけない。ここでいいと思ったら成長は止まるんだと思った」と母から得た哲学を披露した。
中村も「わたしも食べることは大好き。好きなものだけ食べて、というのではなくバランスよく食べることを心掛けています」と食べることに対してのこだわりを紹介。フランス料理も好きだといい、「わたしも32歳。(フランス料理や高級レストランなどの)そういうところにお金を使い、刺激を受けるということが多くなってきました。去年、(料理のイベントで)フランス料理をたくさん見学させていただきました。味もおいしかったです」とコメント。渡部も過去に行ったお気に入りのレストランなどを紹介。会場を盛り上げていた。
(取材・文:名鹿祥史)