中村といえば、深夜ドラマ『ラブリラン』(日本テレビ系)で初主演を飾ったばかりだ。同ドラマは、30歳にして男性経験なしという“こじらせ女子”が記憶喪失に陥ったことから始まる新感覚ラブコメディ。中村は主人公の南さやか役を演じた。ドラマ初主演ということで注目を集めたが、中村の演技に関しては「嫌いじゃないけど女優としては…」「演技は下手なのかな」「元カノ役くらいが丁度よいのでは?」などと辛口な意見も見られた。
モデル出身の女優は演技が厳しく評価される傾向にあるが、好感度の高い中村も例外ではなかったようだ。
「同じようにモデル出身の吉瀬美智子さんも、当初は“演技が下手”と一部で酷評されていましたね。しかし、今ではもう一流女優の仲間入りを果たしています。彼女は30代でモデル業を一切やめ、女優に転身した経緯があります。あの時、モデル業と女優業を並行していたら、もしかすると今のポジションは獲得できていなかったかもしれません。女優としては遅咲きでしたが着実にキャリアを積み、今では仕事だけでなく、プライベートでも二児の母になるなど充実した生活を送っているようです」(芸能ライター)
現在30歳の中村と、32歳で女優に転身した吉瀬。2人はモデル出身というだけでなく“遅咲き女優”という点でも共通している。中村が女優として大成するためには、吉瀬のように“モデル廃業”するぐらいの覚悟が必要ということか。
同世代の女性ファンが多く、過去には女性ファッション誌『andGIRL』の読者アンケートで“お手本にしたいモデル”としてダントツ1位に輝いたこともある中村。今回の初主演ドラマの評価を受け、今後モデルと女優どちらに重点を置いて活動していくのか、まだまだ目が離せない。