出版取次関係者によると、早くも増刷が決まっているという。同書はGACKTのこれまでの活動や人生訓を並べ、自己啓発本に近い内容だ。加えて、これまでの最高年収はおよそ10億円とまで明言。GACKTは現在、マレーシアの豪邸で優雅な生活を送っている。
GACKTというと、お正月恒例のテレビ番組『芸能人格付けチェック』(テレビ朝日系)で無敵を誇る“一流芸能人”としてその名を轟かせている。3歳の頃からピアノを始め、高校生でドラムと出会い音楽の世界へと飛び込んだ。卒業後は、水商売やディーラー、スタジオの音響などの仕事のかたわら、ドラム活動を続けた。そして、バンド・Cains feelを立ち上げボーカルを務めた。
1995年10月からロックバンド・MALICE MIZERの2代目ボーカルとして活動。99年1月に同グループを脱退した。その後は、ソロでの活動が軌道に乗り、07年にはNHK大河ドラマ『風林火山』に上杉謙信役として出演。同年5月にはX JAPANのYOSHIKIらと新バンド・S.K.I.N.を結成し、絶大な人気を誇った。
そんな華麗なるGACKTを毛嫌いするのが、アンジャッシュの渡部健だというのだ。幅広いジャンルで活躍するGACKTは、2017年3月公開のハリウッド映画『キングコング:髑髏島の巨神』の吹替版キャストとして女優・佐々木希と共演を果たした。
するとGACKTは、自身のインスタグラムを更新。「先日撮った楽屋でのワンショット」と伝え、佐々木との笑顔のツーショット写真を公開した。同時に2人は、東京・歌舞伎町の屋外で行われた同作のジャパンプレミアにも参加。オフショットとともに「希ちゃん可愛いね」と感想をつづり、「こういう笑顔はいいねぇ。寒いのに薄着でよく頑張った!」と、佐々木を絶賛したのだ。
美男美女のツーショットには、大きな反響が寄せられた。だが、この投稿に渡部がイライラを募らせていたという。当時、一部で佐々木との同棲報道が流れ、渡部は彼氏の立場であったとみられる。
映画の公開アフレコでは、寒さのあまりに緊張してミスを連発した佐々木が「ごめんなさい」を連発していたという。するとGACKTは「かわいいな〜」とコメントし、さらに、「僕はかわいい人には優しいですよ」とあからさまに佐々木に好意を表した。
当時、渡部は佐々木との交際ネタでイジられていたものの、断言はしていなかった。理由は定かではないが、お笑い界きってのイケメンとも言われる渡部が、女性人気の低迷を懸念しているのではと報じられていた。それを知ってか、GACKTは「俺だったら認めるけどね」と渡部に挑戦的な言葉を言い放ち、佐々木を口説いていたようだ。
「渡部といえば、“グルメキャラ”でも知られる。一方のGACKTは、肉やワインの味を完璧に見分ける“一流芸能人”として君臨。舌の肥えた両者が美女を巡って火花を散らし、業界でも噂はすぐに広まりました。交際を公にしなかった渡部が悪いと言わんばかりのGACKTに対し、15歳差もある佐々木を浮つかせてはいけないと、渡部も必死にガードしてアピールを強化したようです。収入やルックスがはるかに上回る一流芸能人だけに、渡部もこの時ばかりは自信のなさと焦りを持っていたようです」(芸能ライター)
渡部は、歌番組の司会を務めるなどGACKTとブッキングする可能性が大いにあっただけに、以降両者の“共演をNG”にしたという。
この一件で渡部が焦ったのかは不明だが、17月4月に佐々木とめでたく結婚。GACKTが一役買ったとも言えなくはない。GACKTは7月に46歳を迎え、“老いを知らない”という言葉がふさわしいほど全てにおいて雲の上の存在を放つ。彼が手に入れたいものとは一体なんだろう。