問題となっているのは、香川県議会でゲームの時間を規制する条例の素案が提出されたことについて扱っていた際の一幕。出演者たちはそれぞれこの条例について意見を述べていたが、そんな中、8歳と6歳の子どもを持つ松嶋は、「私はこんなの(条例)作ってもあんまり意味ないんちゃうん? って思ってしまうんですけど」と前置きしつつ、「平日に関して言えば、地域によって違うかもしれへんけど、帰ってきて8時半までに布団に入ろうっていう時間の中で、習い事して宿題してご飯食べて、頑張ってできても、1時間できないと思う。ゲーム」と、条例に関係なく、そもそも子どもにゲームをする時間が捻出できないと指摘した。
さらに松嶋は、「逆にうちは、ご飯食べながらユーチューブ見てもいいって言ってる。『あなたは時間ないし』って」と明かすと、ほかの出演者たちは驚がく。この理由については「7時に習い事、サッカーの練習から帰ってきて、そこからご飯、お風呂ってなったら、そこで『30、40分ユーチューブ見ながらご飯食べな』『それでリラックスできるんでしょ?』って」と他に観る時間が取れないためだと話していた。
松嶋のこの発言に視聴者からは、「しつけより習い事か…」「時間がないならそれこそ習い物減らしてやったらいいじゃん」「それこそそんなに忙しいのに食事の時間に親子のコミュニケーション取らなくていいの?」という批判の声が集まっていた。一方、「ユーチューブだってテレビで見られるし、別に良くない?」「大人がテレビや録画した番組等を見ながらご飯食べるのと、ユーチューブ見ながら食べるのは何が違うの?」「効率的でいいと思う」と賛同する声も多く集まっていた。
現在、ユーチューブ番組をテレビで視聴している人も多く、「テレビと変わらない」という意見もある一方、そもそも食事中にテレビを観ないというしつけをしている家庭も多い。親子のコミュニケーションという観点から疑問を抱いた視聴者も少なくなかったようだ。