台湾観光局キャラクターOh! Bear(オーベアー)にエスコートされて登場した福原さん。2016年に台湾の卓球選手・江宏傑さんと結婚後、現在は台湾に住み、SNSで台湾の魅力を発信している。夫婦で行ったおすすめスポットは「夜市ですね。行く場所で違う屋台があって、食べ歩きやゲームもできてすごく楽しいです」と笑顔で答えた。幼少期には“泣き虫愛ちゃん”として知られた福原さんだが、夫からは「食いしん坊と言われることが多いです」と夫婦の会話を明かした。
2019年の日本人訪台者数が200万人に達する見込みで活況の日台交流だが、福原さんは台湾の魅力について「安くて、おいしくて、あったかいところ」と解説。「最近すごくびっくりしたのが、試食のサイズが大きいこと。お餅が丸ごとや、パイナップルケーキが半分あって、試食でおなかいっぱいになります」と話し、「一番のお気に入りはタロイモ。もしカロリーがゼロだったら毎日食べたいと思うくらい本当においしいです。火鍋やスイーツのどちらでも楽しめる食材」とタピオカに続く食のトレンドを紹介した。行ってみたい台湾のスポットとして、映画『千と千尋の神隠し』のモデルになったと言われる九份(きゅうふん)を挙げた。
来年3歳となる長女について、「卓球指導はしないと思います。母と同じようにはできないので」と英才教育は否定。2020年の東京オリンピックに挑戦する後輩の選手たちに向けて「来年1月には出場選手も決まり、この時期は眠れないような苦しい毎日が続いていると思います。体調に気を付けて、選ばれても選ばれなくても悔いの残らないように過ごしてほしい」とエールを送った。2019年を漢字一文字で表現するよう求められると「動」と返答。「自分がやりたかったことの足掛かりになった1年。元アスリートとして経験してきたことを少しでも恩返しできたら」と話した。
この他に台湾スイーツのピーナッツ落雁(らくがん)作りにも挑戦。最後に「台湾は食べものもおいしいし、子どもやお年寄りにもすごく優しい。ぜひご家族で遊びに来てほしい」とPRした。イベントでは、2020年のキャンペーンテーマ「イロイロ、遊び台湾・Meet Colors! Taiwan」と新CMが初披露されたほか、台北駐日経済文化代表処・蔡明耀副代表から福原さんに感謝状が贈呈された。