逮捕された男は、岐阜市加納鉄砲町に在住の自称医師の87歳の男。28日午前9時10分頃、岐阜市神田町のビルに侵入すると、妖精のような女性が手を広げている銅像の胸を触るなどした。
その様子を見た人物から警察に通報が入り、警察官が駆けつけ、正当な理由なくビルに立ち入ったとして建造物侵入の疑いで逮捕された。現在のところ、動機など詳しい情報はわかっていないが、取り調べに対し、「元医師」と話しているという。
ネット上では、この87歳自称医師について、「認知症だったのでは。自分がやっていることがどういう事もわかっていなかったと思う」「認知症だったのだろうけど、理性を失った人間ほど怖いものはない。介護の女性がこういう扱いをされているかと思うと許せない」「自分がこういう人間になってしまうかと思うと怖い」と、認知症の可能性が指摘されている。
一方で、「単なる変態だったとしたら、かなりマニアック」「87歳にして女性の胸を触りたいという性欲。はっきり言って気持ち悪い」「医師なら風俗に行く金はあっただろう。すべてウソかもしれない」と気持ち悪いという声を上げる人も。
また、「銅像だし勘弁してやっても良かったのでは」「通報するのではなく立ち去るよう促すくらいで良かったのでは」「何のための銅像なのか。ある程度外部の人にも見学してもらうよう作ったもので、そこはオープンスペースではないのか」という声も聞かれた。
様々な声があった87歳男の銅像お触り事件。少々世知辛い気もするが、建造物侵入罪が成立している。このような高齢者について社会がどのように扱っていくのか、考えていく必要もあるだろう。