本作は、円城寺マキ氏による漫画が原作の実写ドラマだ。ある日、男性医師・天堂浬(てんどうかいり・佐藤)と運命の出会いを果たした佐倉七瀬(さくらななせ・上白石)は、もう一度彼と会うためにナースとなり念願の再会をするも、彼は「魔王」のようにドSなドクターとなっていた。七瀬は浬のキツイ教育に耐えつつ、仕事と恋に全力で向き合っていく――というラブコメディだ。
※以下、ネタバレを含む。
第3話では、浬を振り向かせたい七瀬が、張り切りすぎて患者の注射の針刺しを立て続けに失敗してしまう。七瀬の代わりに、同期の優秀な美人ナース・酒井結華(吉川愛)が患者への注射を担うことになる。しかし、結華は「佐倉さんみたいな人がいるとやりづらいです」「天堂先生がいると採血すらままならなくて、その結果、私に仕事が集中して…」と先輩ナース・根岸茉莉子(平岩紙)に相談する。それを聞いてしまった七瀬は、浬やほかの医師たちに注射の練習に付き合ってもらい、その後はいつもの調子を取り戻すのだった。
七瀬の調子に振り回される結華に対して、視聴者からは「真面目にやってる人が仕事押し付けられて損するなんて、かわいそうすぎる」「職場に恋愛持ち込むだけじゃなくて、周りにも迷惑かけるのは本当に最悪」「酒井さんは不愛想だけど、ちゃんと仕事してるもんね。なのに、周りは七瀬ばっかりちやほやして…何か腑に落ちない」という同情の声が集まっている。
さらに、「七瀬みたいなタイプ職場でもいるわ。他人に迷惑かけてるのに自分のことしか見えてないタイプ」「実際、七瀬みたいなイジられキャラが周囲から愛されて、コツコツ真面目にやってるこっちは評価されないこと、よくある」「酒井さんはちょっと不愛想だけど、正論であることには間違いない。でも、実際に職場では真面目に仕事してる人が正論言うと、“キツイ”“性格悪い”とか言われちゃうんだよね…」など共感の声も挙がっている。
一方で、「七瀬みたいに仕事できないけど、愛想いい人って、何かほっとけないんだよな~」「七瀬が結構叩かれてるけど、私的にはああいう素直な子ってついつい応援してくなっちゃうんだよね。職場でもそう」という擁護の声も集まっている。
「結華は原作では、可愛らしい感じの優秀な美人ナースという設定でしたが、ドラマ版ではクールで優秀な美人に設定が変わっています。しかし、原作ファンからの評価は高く、『むしろドラマ版の酒井さんの方が好き!かっこいい!』『原作と正反対のキャラにしたのは正解。七瀬との対比がハッキリしてて見やすい』という声も挙がっています。番組公式サイトによると、結華は浬の同期の医師・来生晃一(きすぎこういち/毎熊克哉)に何やら特別な思いがあるとのこと。今後、結華がどのように七瀬たちの恋愛模様に関わっていくのかが、本作のカギとなるでしょう。」(ドラマライター)
果たして、七瀬と結華の関係は、どのように変化していくのだろうか。双方の恋愛模様も併せて注目したい。