同大賞は昨年までの28年間、ビートたけしを審査委員長に迎えて、例年2月に開催。映画賞の各部門の受賞者・受賞作はたけしが独断で決め、お騒がせ有名人をエンターテインメント賞として表彰するなど盛り上がっていた。
「その昔は受賞者の記念撮影の際、セクシー女優が出てきておっぱいを“ポロリ”するのが恒例。しかし、それを理由に受賞を断った女優がいたようで、いつの間にかなくなってしまった」(ベテラン芸能記者)
同誌によると、本来なら前年の秋ごろから開催に向けて動きがあったようだが、今年は、授賞式開催に向けた動きすらなし。
気になるその理由だが、これまではたけしにはギャラという形でなく、「お車代」の100万円を本人に渡すというのが慣習だったという。
しかし、それが長年連れ添った妻とたけしが離婚する原因にもなった、個人事務所の役員を務めるパートナーの女性が、異論を唱え、「こんな安いギャラでは、たけしは出せません」とさらなる高額を要求したというのだ。
東スポサイドは話し合いを要求するも、その場を設けることさえしてもらえず、結局、東スポの上層部が激怒し決裂してしまったという。
「もともと、たけしは客員編集長を務め、月1で世相を斬るコーナーがあったが、『オフィス北野』からの独立後、それも回数が激減。最近は紙面に登場すらしなくなった。これまでたけしのスキャンダルを報じなかった東スポだが、決裂したからには今後、スキャンダルを報じるのでは」(テレビ局関係者)
たけしは1月27日、都内で開催された若手お笑いコンテスト「ビートたけし杯『お笑い日本一』」に出席した。しかし、この件については触れなかった。