「同番組は、笑福亭鶴瓶が司会のトーク番組ですが、毎年年末はたけしを招き、1年のニュースを総ざらいするのです。そんな中、たけしは鶴瓶と顔を合わせるや、『あっ!俺、離婚したんだよ今年』『全部、金持ってかれた。一銭もない』と、約40年連れ添った前妻の“銭ゲバ”ぶりを暴露すると、今度は自身の事務所独立騒動へ。オフィス北野を立ち上げる際、その社長として、制作会社のADをスカウトしたと述べつつ、『一番ウソつかなそうなヤツ呼んだのに、そいつが一番ウソつきやがった』と、会社のお金を借り、そのお金で株式を買い取るなど、私利私欲にまみれていた元社長の森昌行氏を改めて“告発”するなど、エンジン全開でした」(芸能ライター)
そして、今年8月に結婚した小泉進次郎環境大臣とフリーアナウンサーの滝川クリステルのカップルについては、「小泉チン次郎と滝川クリ●●●」と“下ネタ”を絡ませて爆弾発言。また、南海キャンディーズの山里亮太と結婚した蒼井優の話の流れでも、「つまんねえよ、女優なんて。ヤッたって、しょうがないや、そんなモン。画面に出てるからいいんだよ。普段、生のアレ見たら浅草の吉原のほうが全然いいよ」、さらには吉本興業の闇営業問題も、「闇営業やってたに決まってるじゃない。やったことないヤツに会ってみたい」と、もはや止まらない。
その矢は、安倍晋三首相にも向けられたが、鶴瓶が「安倍昭恵さんはどう思います?」と聞くと、「アレ、どうにかなんないか? アレどうにもならない」と暴走していた。
“毒舌”で鳴らしたたけしも、72歳という年齢ということもあり、近年は滑舌が悪く、何を言っているのか正直聞き取れないこともしばしば。『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(NHK)の五代目古今亭志ん生の役も物議を醸した。だが、自身の芸能界の引き際について、「辞める時は死ぬ時」「もうちょっと好きなこと言える番組ないかな」と、リタイアなどみじんも考えていないらしい。まだまだ期待できそうだ。