問題となっているのは、同番組で俳優の東出昌大の不倫騒動を取り上げていた際の一幕。番組では、東出と不倫相手とされる女優の唐田えりかが一緒に映った映像などを流したり、東出や唐田の事務所が出したコメントを紹介していた。MCの小倉智昭は、事務所がコメントを出したことについて、「今までなかった」とし、「だいたい事務所が言うのは、『大人のことです』とか『プライバシーに関しては事務所は関知しておりません』というような発表の仕方」と、各事務所の対応に驚きを見せていた。
また、話を振られた三浦氏は、「ただ、最近の風潮としてちょっと気持ちが悪いのは、誰に向けての言葉なんだろうか」と事務所が出したコメントについて疑問を呈した。「杏さんに向けてだったら個人で言えばいい話であって、われわれが(謝罪の言葉を)言われたとしても『関係ありませんから』というのが私の見方だし」と話した。また、「俳優さんというものがそこまで身を律して、とにかく妻としかセックスはしてはいけないというスタンダードを私たちは置きたいんですか?……俳優さんに限らずですね。そういうのはちょっと考えた方がいいかなと思います」と不倫の是非についても疑問を呈していた。
この三浦氏の発言に対し、視聴者からは「確かに、なんで世間に向けて謝るのは疑問だわ」「妻にだけ謝ればいいと思う」といった賛同の声のほか、「いまは不倫が芸の肥やしになる時代じゃない」「クリーンな人が求められるんだよ、今は」という批判の声も殺到。三浦氏はこれについて同日にツイッターを更新し、「不倫の報道はいらないととくダネ!でコメントしたけど、それは杏さん達のプライベートを見せ物にするから。当事者間の問題です」と釈明したものの、これにも「だったらコメント拒否すればよかったのでは?」「いや。芸能人て、芸だけでなく自らのプライベートも売り物、見世物にしてるじゃん」という反論も見受けられた。
今回の不倫騒動に関し、事務所が説明したことについて、同日放送の『バイキング』ではMCの坂上忍が「否定すると第2弾が出てくるから対策としては賢明」と事務所の対応を称賛し、世間に向かって謝罪したことに注目していたものの、視聴者側が注目しているのは不倫の事実のみ。事務所は素直に認めたが、ふたりのイメージはドン底に落ちてしまっているようだ。