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不倫・浮気が報道されても痛手を負わなかった芸人のウラに相方の力アリ

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オードリー・若林正恭、春日俊彰

 2019年、芸人界では結婚ラッシュが巻き起こった。オードリー(若林正恭、春日俊彰)、南海キャンディーズ・山里亮太、柳原可奈子、紺野ぶるま、ひょっこりはん……挙げれば切りがない。それと共に、相変わらず浮気・不倫が横行し報道され、多くの芸能人の好感度が奈落の底に落ちた。

 しかし、浮気や不倫報道が出ても、あまり傷を負わずに仕事を続けられている芸人がいる。オードリー・春日と千原兄弟・千原せいじである。春日は『モニタリング』(TBS系)で、後に奥さんとなる女性・クミさんに感動的なプロポーズをした直後、週刊誌にて浮気が報じられた。この件について、春日はラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で生謝罪。若林は相方の不祥事をイジり倒して笑いに昇華させるだけでなく、クミさんと電話をつないで春日に謝罪をさせた。この一連のやりとりは多くの笑いを生み、リスナーとしては大満足の禊となった。

 「春日は何本か大きな仕事が飛んだものの、レギュラー降板や謹慎といったペナルティーはありませんでした。これは、春日の失態を笑いに変えた若林の力が大きいです。浮気や不倫はどうしてもマイナスイメージになりますが、若林は春日の謝罪をする様をエンターテインメントにすることで、番組スタッフを安堵させました。視聴者もスタッフも納得させた彼のおかげで、春日は息を吹き返したのです」(芸能ライター)

 せいじも同じことが言える。彼は一度ならずとも二度も不倫報道が報じられた。一度目は特に影響はなかったが、さすがに二度目は地方のレギュラー番組が休止に追い込まれる形に。しかし、こうした不倫を話のネタにしたのが弟の千原ジュニアである。せいじとの家族とも親交があるため、せいじ家のやりとりを漫談に昇華。彼らの月一ライブ『チハラトーク』やケンドーコバヤシとのトーク番組『にけつッ!!』(読売テレビ系)でネタにしたのだ。

 「俳優やタレントが不倫をすると一発アウトですが、彼らは相方に助けられた。もともとのキャラクターもあるかもしれませんが、若林やジュニアがいなければ、おそらくもう少し傷は大きかったはずです」(同上)

 2020年も芸人の不倫や浮気が報道されるだろう。苦境に立たされた時は、相方に頼って切り抜けるのが一番の策なのかもしれない。

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