エイブラムスは自ら監督・脚本を担当した『SUPER 8/スーパーエイト』など、他の作品に取り組んでいたことを含むいくつかの理由から、待望の続編となる今作の公開が2012年の夏以降に延期していたが、現在はこの作品に全力を注ぐ準備が出来たとCollider.comに語っている。
「やらなければならないことがたくさんあったし、ちゃんと解決すべき重要なこともたくさんあった。『取り掛かる準備は出来た、でもまだ脚本は仕上がってない』とか『僕が監督でこれが公開日だ、でも脚本は出来上がってない』なんて一旦言ってしまったら、いざ撮影となった時に『なんてことだ、まだ準備出来てなかった。間に合うように出来ると思っていたのに、出来なかった』なんてことが起こるものだよ。そんな状況になった多くの友達を見てきたよ。だから、『解決すべき重要なことから取り掛かろう』ってところからスタートさせて、それから準備作業を始めることが出来るんだ」「でも、ハッキリとロケ地をどこにするかとか、衣装や視覚効果の費用なんかを話し合う前に、ストーリーや登場人物、出演者やスタッフ、そして最も大切な観客について確認しておきたいんだ。最初に重要な問題に取り掛かることこそ、大切だと思うよ」
クリス・パインがカーク船長役で再び出演する本作品は、当初2012年夏公開を予定していたが、現在では2012年12月にまで延期されている。