同アカデミーは、ヒントン氏と吉本興業がタッグを組み、世界を視野に活躍できるダンサーの発掘・育成を行うというもの。会見に登場した吉本興業代表取締役社長・大崎洋氏は、「ヒントンの名前のついたダンスアカデミーをやらないかと提案したら快諾してくれました。すごく喜んでくれて、超一流の仲間を連れてきてくれました」と語った。
どんなダンサーを求めているかという質問に、ヒントン氏は、「何よりもダンスへの愛情が大切。魂の叫びが聞こえるようなダンサーに来てほしい」と答えた。また、ブロードウェイで成功するために必要なことについては「何がダメかを考え、常にあきらめないことが大切」と語った。
さらに、ピースの綾部祐二が来年4月から米国・ニューヨークに活動の拠点を移すということで、タカトシの2人は、綾部がアメリカで成功出来るのかを聞いた。しかし、ヒントン氏は綾部を知らないということで、「お会いしたことがないのでわからない」と苦笑したのだった。
その後、なぜかヒントン氏は、同アカデミーの生徒一号候補としてトシを勧誘したが、トシは「綾部に任せます。僕は日本でこっそりやっていたいので」と返したのだった。
「ヒントン・バトル・ダンス・アカデミー」は今月の18日より生徒を募集し、来年1〜2月にかけて全国6会場でオーディションを実施する。(斎藤雅道)