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“TENCA”取ったが長続きせず? 内田有紀の赤っ恥ヒット曲【有名人の消し去りたい“黒歴史”】

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内田有紀

 女優の吉高由里子主演のドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)が、16日の初回放送より、ネット上では共感の声が多く上がっているようだ。同ドラマの原作は、朱野帰子氏による同名小説である。

 23日放送の第2話は、育休明けの“ワーキングママ”を中心としたストーリー。2児の母親が二足のわらじを履こうするも、立ちはだかる壁に奮闘する姿を描き、放送後には、多くの関心が寄せられた。今回、ワーキングママ役を演じたのが女優の内田有紀だった。

 内田というと、小学6年生の頃に母親がモデルにスカウトされ撮影所に同行すると、やがて内田もモデルとして活動を始めることになる。その後はCMにも出演し、1992年の『その時、ハートは盗まれた』(フジテレビ系)で女優デビュー。同年冬には、ユニチカの水着キャンペーンモデルに選出され、一躍スターへの階段を上った。

 1994年の『時をかける少女』(フジテレビ系)で連続ドラマ初主演を果たし、同年10月には『TENCAを取ろう! -内田の野望- 』で歌手デビュー。オリコン史上初、女性ソロ歌手のデビュー曲で初登場1位を記録。さらに、同年『フジテレビビジュアルクイーン』に選出されるなど、アイドル女優として絶大な人気を得た内田は以降、女優と歌手活動を軸に活躍した。

 さて、輝かしいタイトルを獲得した内田のデビュー曲だが、今となってはこの話題に触れることはなく、要は内田の“黒歴史”であるようだ。

 「強烈なタイトルは、発売当初から“黒歴史”に刻まれる要素があったという。当時、カリスマ的存在な内田のファッションや髪型、仕草などを真似たブームが到来。そんな内田だけに、華々しい歌手デビューを撃沈させた曲は失笑を通り越していたようだ。要するに、歌唱力や作品のうんぬんよりも内田が歌えば思惑通りに売れたという」(芸能関係者)

 歌詞には、「気ままに生きていたい」「LUCKY」「世の中甘いよ」「天下取ってみせるよ」「ナンデモアリの毎日だもの」などの能天気で強気なワードが散りばめられている。当時、自由気ままで陽気さが溢れた内田をもろに表現した歌と言えただろう。

 「やがて内田ブームは賞味期限を迎え、“世の中を甘い”と言っていたしっぺ返しが到来したようだ。“ナンデモアリの毎日”から一転、“LUCKY”過ぎた内田の本質が問われる羽目になった。歌唱力はイマイチな上、演技の評価も大根役者に毛が生えたレベルで、当然仕事は激減。“気ままに生きていたい”と浮かれ過ぎた頃と比べ、天と地の差を招いた名曲のおかげで、リアルに“黒歴史”化してしまったという。それに目が覚めたのか、内田自身もようやく演技の道で本腰を入れようと、『北区つかこうへい劇団』に入団。“天下を取ってみせた”歌手活動は潔く切り捨て、内田の野望はもろくも崩れ去ったようだ」 (芸能ライター)

 だが、2002年9月に放送された『北の国から 2002 遺言』(フジテレビ系)を最後に、同年11月を以って芸能界から一時引退。同年12月に同ドラマで共演した俳優の吉岡秀隆と結婚したのも束の間、05年12月に離婚。

 「離婚後、女優活動を再開させ、地道にドラマやCMをこなし、中堅女優の地位を確立したという。およそ10年の月日が流れ、『偽装の夫婦』(日本テレビ系)に出演した内田の存在は一際目を引きつけた。それから、『ナオミとカナコ』(フジテレビ系)では、広末涼子とW主演に抜擢。さらに、『はぶらし/女ともだち』『荒神』(ともにNHK BSプレミアム)でも、主役の座に就き、世間は再び熱い視線を注いだようだ」(ドラマ関係者)

 だが、内田の再ブレイクの背景には、当時事務所の先輩女優・小泉今日子と系列事務所の中山美穂が関係しているという。今やトラブルメーカー的な存在の大先輩に見切りを付けた事務所の秘策が、従順で堅実な活動をしていた内田であったようだ。

 43歳を迎えた内田は、衰えも感じさせない美しい女優のひとりである。再ブレイク到来を機に、もう一度“TENCA”を取ってみてほしいものだ。

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