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『まんぷく』で朝ドラ初出演の内田有紀、壮絶な過去乗り越え再ブレイク

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内田有紀

 10月から放送がスタートした、NHKの連続テレビ小説『まんぷく』に出演中の内田有紀。意外にも今回が朝ドラ初出演とのことだが、最近はドラマ出演も増え、もはや再ブレイク中とも言える。しかし、現在の順風満帆な姿とは裏腹に、これまでの経歴をみるとなかなか波乱万丈であることが分かる。

 幼少期、内田は裕福な家庭に育ったという。しかし、両親が離婚し、直後は父親、次に母親、最終的には祖父母と暮らす複雑な環境の中で子ども時代を過ごしたという。

 内田は小学校6年生の頃に芸能界入り。中学2年生からはモデル活動を始め、CMにも出演。1992年、高校2年生で女優デビュー。94年には『時をかける少女』(NHK総合)で連続ドラマに初主演。多くのCMに出演し、CDデビューを果たすなどトップアイドルとしての人気を確立し、ブレイクを果たした。

 2002年9月に放送されたドラマ『北の国から〜2002遺言〜』(フジテレビ系)で、内田は吉岡秀隆と共演。劇中の役どころでも2人は恋人同士だったため、同年12月に結婚した際には世間を驚かせることになった。結婚を機に内田は芸能界引退宣言をするも、わずか3年後に離婚。その翌年の06年には『誰よりもママを愛す』(TBS)で女優として芸能界に復帰している。

 業界から女優としての信頼も高かったからだろうか。復帰して1年後の2007年には、ドラマ『松本清張スペシャル 地方紙を買う女』(日本テレビ系)、松尾スズキ監督の映画『クワイエットルームにようこそ』で早くも主演を務めている。その後も主演・脇役を問わずコンスタントに映画やドラマに出演するも、世間から“存在感を放つ女優”という印象を持たれるまでには至らなかったようだ。

 存在感が増すきっかけとなったのが、12年1月から放送されたドラマ『最後から二番目の恋』(フジテレビ系)。内田は、感情を表に出すのが苦手で「○○であります」が口癖の引きこもり・長倉万理子というインパクトの強いキャラクターを演じ話題になった。同年10月に放送が始まり、高視聴率を連発したドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日系)で、内田はシングルマザーでフリーランス麻酔科医の城之内博美役を見事に演じ“影の功労者”とも評された。この2つのドラマはいずれもシリーズ化、特番化されているヒット作だ。内田は、この両作品に出合ったことで再ブレイクを果たしたと言われている。

 16年1月には、同時期に放送された『はぶらし/女友だち』(NHK・BSプレミアム)、『ナオミとカナコ』(フジテレビ系)の両方にメインで出演。今年1月からは『西郷どん』(NHK総合)、そして10月からは朝ドラ出演と、女優としての活躍はとどまることを知らない。

 紆余曲折ある芸能界の中で、1度目はアイドルとして、2度目は女優としてブレイクを果たした内田。朝ドラでの演技にも期待が高まる。

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