キャッチコピーは「恋より、どすこい。」。よくわからないんだけど、とにかく佐々木希連続ドラマ初主演ドラマは元力士を父にもつモデル若林光(佐々木希)が、ひょんなことから廃部寸前の弱小相撲部でコーチをつとめることになり、部員たちと奮闘するスポ根コメディ。光の相撲部が練習試合を挑む強豪校の校長として貴乃花光司(貴乃花部屋師匠)がドラマ初出演、相撲監修もしているのだけれど、あんたってばそんな事やってる場合なの? と問い詰めたくなる。理事会でも辞めるとかドタバタして、こんなんで親方業はちゃんとやってるのかしら。
光にコーチを依頼する詠介(中村倫也)、ケンカっぱやい祥一(古原靖久)、ブルガリア人のサトヤン(安藤龍)、ナルシスト成雄(秋元龍太朗)、相撲体型の平次郎(西洋亮)と、部員の男の子たちはなかなかカワイイのだけれど、紅一点相撲部マネージャーの花子役の赤井沙希は、赤井英和の娘。体力ありそう。あと脇を固めるために元力士の光の父に宇梶剛士、フジの「ジョーカー 許されざる捜査官」では凶悪犯をバンバン撃ち殺していた忍成修吾が卓球部の顧問役で出ているわ。
そして物語ラストで問題なのが、大事な大会を前に光がモデルとして成功するためパリに行く事を進められているのだけど、大丈夫、迷う事無い。相撲部を選びなさい。あんた顔は確かにかわいいけど、あんなへたっぴなモデル歩きじゃ絶対海外で通用しないから。(チャッピー)