MCを務めるますだおかだの岡田圭右が「ふだんの『PON!』とは違うんだよ。大志は」と振ると、永野が「いつもとは違うって『PON!』なめんなよ」と怒り松本と対峙。松本が永野の頬に軽く触れると、永野がガチンコのビンタで返した。これを受け永野の振る舞いに批判が殺到する一方で、松本大志をダウンタウンの松本人志と勘違いするネットユーザーが相次いでいる。
ネット上では「(ダウンタウン)松本さんにビンタって永野の芸能生命終わったな」と勘違いする声や「松本大志って奴がいるのか。初めて知った」「名前が一字違いなのですごいややこしい」といった書き込みが見られた。この勘違いは、永野のキャラクターも影響しているだろう。
「永野は、芸歴21年目にして売れた苦労人です。もともとは、暗いキャラクターで斜めの目線から世間に突っ込みをいれる芸風でしたが、ブレイクしたラッセンのネタは、はちゃめちゃさがウリのまったく別のタイプ。そのため、テレビでも暴走や暴言などが中心の芸風になっており、キャラ作りには苦労していそうですね」(放送作家)
さらに永野は、こうしたトラブルに関しては“前科”のある人物でもある。
「『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)では、『自分はタモリに代わって、たけしさんまと並ぶニュービッグ3』とビッグマウス発言で問題になった。“ものすごい偉い人”から『おまえ干されるぞ』と注意を受けたそうです。さらに『とんねるずのみなさんのおかげでした』(同)では落とし穴のドッキリをしかけられるも『意味わかんないんですけど』『ちょっと怒ってます。なめられてるな』と発言し、芸人として面白いリアクションを残せず、とんねるずから不評を買ったと言われていますね」(前出・同)
タモリやとんねるずを敵に回した永野ゆえに、ダウンタウンの松本人志を“生ビンタ”してもおかしくないと思われたのだろう。インパクトはあっても「やらかし」と「炎上」を重ねる芸風には賛否両論ありそうだ。