そんな中、今回の事件の一連の報道の中で、一部のメディアが事件の経過と同時に、大量にCDを買い込み、握手券を手に入れる、俗に言われているAKB商法が報道されることにファンの間で疑問視されている。
CDと握手券をセットにして販売する手法はかねてより一部で批判の対象であり、さらに、これまでも握手会でメンバーがファンに暴言を吐かれるなどのトラブルがあり、メンバー自身がブログ等で苦言を呈していたことも事実。ただ、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された梅田悟容疑者は現在のところ、「人の集まるところで人を殺そうと思ってやった。誰でもよかった」と供述しており、親族の取材などからも、AKB48のファンという可能性は低い。よって、梅田悟容疑の動機は“AKB商法”と関係はないと見るべきだろう。
「ただ、“AKB商法”の話と今回の事件をごっちゃに報道されてしまえば、事件の原因には“AKB商法”があるという印象を持たされる人もでてくるでしょう」(スポーツ紙記者)
ファンの間では、「今回は警備の問題」「多くの芸能人が握手会をやっているのだから、多くの芸能人にも同じリスクがある問題。AKB48の握手会だからということではないはず」との声が挙がっている。