前日に学校に行くことを拒否した主人公・鈴愛(永野芽郁)の娘・花野(山崎莉里那)だったが、この日の放送で、粗相をしたことをきっかけに男子児童からからかわれていることが発覚。鈴愛はそんな花野に対し、「転校しない?」と提案。「逃げていいの?」と聞く花野に対し、「逃げるのではない。正しい場所に行くんです」と言い、花野も了承していた。
しかし、この解決法にネットからは、「転校は悪い選択肢じゃないけど解決する努力を全くせずにその選択肢を選ぶのは違う気がする」「学校とちゃんと話し合いをしないままの転校を『逃げじゃない』って、自己正当化としか思えない」といった指摘が集まる事態になっている。
実は、『半分、青い。』、6月30日に放送された第78話で、当時漫画の師匠だった秋風(豊川悦司)に八つ当たりしている鈴愛を止めようとした元同僚のユーコ(清野菜名)に対し、鈴愛は「逃げた奴に何が分かる!」と暴言。ユーコはその時点で漫画を諦め、結婚という道を選んでいたのだが、この発言に放送当時も「人の人生をなぜ否定するようなことを言うのか」といった疑問が寄せられていた。
さらに、今月19日に放送された第147話では、息子が不登校であることを明かした元上司の津曲(有田哲平)に対し、「どうにかなりますよ」と軽く発言もしており、このことからも「人には逃げたって非難して自分の身内のことになると手のひら返し?」「ユーコだって逃げたわけじゃなかった。どの口が言ってるんだ?」「鈴愛には自分がユーコに言った暴言を思い出してほしい」といった批判が寄せられることとなっている。
いよいよ最終週を迎えた『半分、青い。』が、花野のいじめ問題、東日本大震災、元夫・涼次(間宮祥太朗)からの復縁要請、幼馴染・律(佐藤健)との関係性、そよ風の扇風機の売れ行きなど、残された伏線は山のようにあるが、果たしてどんなラストを迎えるのだろうか――。