全話の平均視聴率は14.9%で、木村拓哉主演「アイムホーム」の平均14.8%を、わずかながら上回り、4月期の民放連ドラのトップに立った。
佐藤がゴールデン・プライム帯で連ドラ主演を務めるのは、「Q10」(10年10月期/日本テレビ)=平均11.1%=、「ビター・ブラッド〜最悪で最強の親子刑事〜」(14年4月期/フジテレビ)=平均10.8%=に続いて、今回が3作目だったが、視聴率的にはそれらを大きく上回り、キムタクドラマを超えたのは勲章になったはずだ。
また、ここ最近、低迷が続いていたTBS日曜劇場だが、「天皇の料理番」は14年4月期の「ルーズヴェルト・ゲーム」(唐沢寿明)=平均14.5%=以来、1年ぶりのヒット作となった。
仲間由紀恵主演「美女と男子」(NHK総合/火曜午後10時〜)第13話(7月7日)は3.9%で過去最低。
西内まりやの連ドラ初主演作「ホテルコンシェルジュ」(TBS/火曜午後10時〜)初回(同7日=15分拡大)は9.4%。
AKIRA主演「HEAT」(フジテレビ/火曜午後10時〜)初回2時間スペシャル(同7日=初回のみ午後9時〜)は6.6%。
昨年4月期の第1シリーズが平均16.0%とヒットした「花咲舞が黙ってない」第2シリーズ(杏主演/水曜午後10時〜)の初回(同8日=10分拡大)は14.7%とまずまずだったが、第1シリーズの初回(17.2%)には及ばなかった。
堤真一が16年ぶりに連ドラで主演する「リスクの神様」(水曜午後10時〜)初回(同8日=15分拡大)は7.0%。
武井咲主演「エイジハラスメント」(テレビ朝日/木曜午後9時〜)初回(同9日=15分拡大)は9.7%。
蓮佛美沙子主演「37.5℃の涙」(TBS/木曜午後9時〜)初回(同9日=15分拡大)は7.2%。
北川景子主演「探偵の探偵」(フジテレビ/木曜午後10時〜)初回(同9日=15分拡大)は11.9%。
初の実写ドラマとなった「ど根性ガエル」(松山ケンイチ主演/日本テレビ/土曜午後9時〜)初回(同11日=15分拡大)は13.1%。
初回16.9%と好発進した「デスノート」(窪田正孝主演/日本テレビ/日曜午後10時30分〜)第2話(同12日)は12.3%で大きく下げた。
大奥編がスタートしたNHK大河ドラマ「花燃ゆ」(井上真央主演/日曜午後8時〜)第28話(同12日)は12.4%で、11週ぶりに12%台を記録。
NHK連続テレビ小説「まれ」(土屋太鳳主演/月〜土曜午前8時〜)は、同6日月曜の放送において、裏の「FIFA女子ワールドカップ2015決勝〜日本対米国」(フジテレビ)が17.2%の高い視聴率を上げた影響を受け、14.6%と過去最低を記録。しかし、9日木曜に21.1%をマークするなど、他の日はまずまず。第15週(同6日〜11日)の週平均は19.1%で、前週より0.3ポイントアップした。
(坂本太郎)