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“猪木”が捨てられかけていた? 新日本・棚橋が「危なかった」と雄たけび、ファンは「バレたら怒られそう」

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棚橋弘至

 新日本プロレス・棚橋弘至が20日に自身のツイッターを更新。団体が保有するアントニオ猪木のパネルが、廃棄寸前の事態に見舞われていたことを報告した。

 棚橋はまず「『猪木さんのパネルが清掃局に出されてましたよ』と聞いたのは昨夜(19日夜)。菅野トレーナーが出発前に見かけたそうで。台風被害での道場改修工事のためリング下に置かれていたパネル」と事の発端について説明。その後清掃局へ電話した上で、「福島から帰ってきて、清掃局内を見たら…(続く)」と清掃局を訪れたことを明かした。

 続けて、「(続き)『まだあるじゃん!』。急いで清掃局の方に事情を説明して、パネルを救出 選手バスで倉庫に移動してもらいました。間一髪。危なかったぁぁぁー!」と、すんでのところで猪木パネルの救出に成功した旨をつづった。

 ツイート内にある「道場」とは、東京・世田谷区にある団体の道場『野毛道場』のこと。野毛道場は先月12日に関東地方を襲った台風19号の影響で浸水などの被害が発生しているが、その改修工事が今月19日に行われている中、何らかの手違いで猪木パネルが清掃局に出されてしまったと思われる。

 ただ、19日の棚橋は、同日に開催される試合のため福島県に遠征中。そのため、連絡を受けた直後は電話で問い合わせることぐらいしか対応できなかったようだが、帰京後に自ら清掃局へ足を運んだことが功を奏したようだ。

 「新日本プロレスの創立者である猪木のパネルですが、もともとは道場内の壁面にかけられていたもの。2008年に『新日本プロレスがいつまでも猪木さんのイメージのままではいけない』という棚橋の意向により外されていますが、その後は道場内の倉庫に保管されていたものと思われます」(プロレスライター)

 今回のツイートを受けてツイッター上のファンからは、「無事に戻ってきて良かった、けど捨てられそうになったこと自体もバレたらめちゃくちゃ怒られそう」、「元々は自分が壁から外したパネルだけに、福島からの帰り道はずっと気が気じゃなかったんだろうな」、「なんで捨てられなかったんだろう?清掃局で働く人の中に新日本プロレスのファンがいたのかな?」といった反応が多数寄せられていた。

文 / 柴田雅人
写真 / 萩原孝弘

記事内の引用について
棚橋弘至の公式ツイッターより
https://twitter.com/tanahashi1_100

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