6日の放送では、石崎徹議員に続く「パワハラ疑惑」として、足立康史衆議院議員の元秘書への発言が取り上げられた。元衆議院議員でバイキングコメンテーターの横粂勝仁弁護士と、元衆議院議員秘書の政治評論家・有馬晴海氏に議員と秘書の関係を聞いた。
歯に衣着せぬ物言いから“維新のトランプ”“国会の暴言王”とも呼ばれる足立議員だが、元秘書によると、休日に調べものをさせて「早くしろと言ってるだろ!」「(早くできないのは)頭が悪いからだろ!」などと罵詈雑言を浴びせていたという。
坂上の「議員さんって、基本的に自分以外は見下ろしているもんなの?」という問いに、横粂弁護士は「やっぱり国会議員の方が上で、(他は)下と考える。ただ(足立議員が)石崎さんと違うのは、表で“暴言王”として過激な言葉を使う方は意図的、戦略的に使う部分もあって。そこに人気があることもある」「でもそういう人こそ逆に裏では本当に紳士的であってほしかったですね。芸能界で、毒舌・ズバッという方が裏では優しい(こともある)」とし「裏では心遣い、気遣い、紳士。私にもすごい優しいじゃないですか」と坂上を例に挙げたのだ。
坂上はニヤけた表情を見せながらも「すいません、あの生放送で褒められるのはちょっと」ととぼけ、笑いを誘った。横粂氏は「だから裏で紳士的じゃなかったんだというのは残念ですね」と足立議員に関するコメントを締めくくった。
これを見た視聴者からは。「坂上が言わせてんじゃない?ニヤけてキモい」「あからさまなヨイショ(笑)」「レギュラーだからって忖度ですね」「いや、坂上にこれは営業妨害ではww」などの声が飛び交った。
また、坂上が「なんか最近こういう人多いですね」とパワハラ問題の多さを口にすると、レギュラー出演していたヒロミは「多いですねっていうか、どちらかというと俺もこっち(言う)側なんだけど」「『バカだなぁお前』って言っちゃう時もあるけど、昔に比べたら本当に言わなくなったし、俺は最近言うのも嫌だから黙る」と嘆いた。
これには「坂上とヒロミにパワハラ語ってほしくないわ〜(笑)」「パワハラ代表やん」といった声が続出。坂上はバイキング内でアナウンサーやコメンテーターの芸人に高圧的な態度をとっていると、視聴者から批判の声を集めている。また、ヒロミは過去、芸能界から姿を消したのは、関係者へのパワハラが原因ともされている。この2人がパワハラ報道について言及することに疑問を抱く人も多かったようだ。
普段から横粂弁護士を呼び捨てにし「失礼」と批判されている坂上。本当に“裏では優しい”とは思えないあの態度は、完璧な切り替えが成す業なのか――。