「彩〜irodori〜East」は、東京のよしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属する芸歴8年目以下の若手芸人たちが、しのぎを削ってネタを披露するネタバトルイベントで、ランキングシステムが採用されている。1日に開催された同大会では準決勝に20組、決勝に7組が進出し、最終的に3位には東京17期のラフレクラン、2位は東京15期のニューヨーク、そして1位には東京15期の横澤夏子が見事に優勝を果たし“女王”の称号を獲得した。
結果が発表された瞬間に号泣した横澤。「ただただ、信じられない。まさか1位とは…。お化粧が落ちない程度に泣いてました」と自身でも衝撃だったという。
同大会で女性が優勝を果たすのは初のこと。「やっぱ女の子のピン芸人をトップにするなんて度胸がいる事なんでお客さんに、『ビビらないでくれ。ビビらないでくれ』って…」と心の中で祈っていたという。決勝戦では最後の7組目に登場した横澤。4組目のラフレクラン、5組目のニューヨークがかなり笑いをとっていたこともあり、厳しい状況だったが、蓋を開けてみれば大爆笑の連発。会場は揺れんばかりだった。
「今までこんな規模の大会でチャンピオンになったことはないですね。肩書きができたのは初めてです」と笑顔。ネタを披露する前は、「本当にトップになりたいっていう気持ちはありました。何もなかったんで…」と強い気持ちを持って望んだという。
今後については、「(テレビなどで)引っ張りだこになりたいっていうのもありますし、私の将来の夢は朝ドラのヒロインになりたいんですよ。朝ドラのヒロインになるまでは芸人やめないって決めてるんですよ。朝ドラのような人生を送りたいというか…、なんか激動の1年にしたいですね」とやる気が漲っていた。
優勝が決まった瞬間には司会のジャングルポケットから「テレビの仕事すごい増えるんじゃない!?」と期待されていた横澤。改めて聞いてみると、「仕事くださ〜い」とアピールした。