2013年、松竹芸能に所属していたふたりは、“キングオブコント”(KOC)決勝戦に2年連続で進出するほど、若手有望格だった。ところが、イケメンのほうの東口宣貴は、他事務所(プロダクション人力舎)で先輩の鬼ケ島・和田の妻で、元タレントの中川楽美と不倫。行為に及んだ場所が、和田と住んでいたマンションだったこともあったという。
アヤしい関係は、3月から5月あたりで、少しのあいだ。だが、先輩芸人の嫁を寝取った後輩として、この噂はまたたくまに広がった。人力舎は事実確認をしたうえで、一部を除いて、さらばとの共演をNGに。そんな矢先に開催された“KOC”で、2位が鬼ケ島、4位がさらばという順位が如実に出て、和田は復讐することに成功した。
やがて、和田は結婚1年でスピード離婚。東口は、松竹を解雇されて、所属事務所が決まらないまま、フリーランスという形で相方の森田哲矢と個人事務所を設立した。
狩野英孝の場合は、元来の浮気性が大きな引き金となって、昨年の離婚につながっている。
11年、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)の企画で、5年間交際していた3歳年上のあつこさんに公開プロポーズをして、婚約。翌12年、自身の誕生日に結婚した。ところが、そのわずか6日後に発売された写真週刊誌『FLASH』に、モデル・濱松恵と不倫密会を思わせる写真が掲載された。
川崎麻世とも噂になった濱松。有名人を相手にした売名行為と思えるが、非は狩野にある。なぜなら、あつこさんと同棲していた時期に、写真週刊誌が一般女性との二股疑惑をスクープ。さらに、公開プロポーズをした年にも、イベントコンパニオンとの二股を撮られているからだ。重なる浮気。こうなれば、完全に常習犯。妻が三下り半を突きつけたのは、当然か…。
論より証拠を残されては立つ瀬がないが、芸人の世界にはこれまでに、灰色のまま雲散霧消になったケースもある。次週は、その2組を紹介しよう。(伊藤由華)
*写真イメージ